開示会社:アサカ理研(5724)
開示書類:2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/12 15:30
<決算スコア> +0.10
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 7,967
前期比 -3.8% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 293
前期比 -25.8% ●
会社予想比 +1.0% ○
経常利益(百万円) 266
前期比 -31.1% ●
会社予想比 +0.4% ○
純利益(百万円) 371
前期比 +20.8% ○
会社予想比 +0.3% ○
実績年間配当(円) 8.00
予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 9,230
前期比 +15.9% ○
営業利益(百万円) 440
前期比 +50.2% ○
経常利益(百万円) 290
前期比 +9.0% ○
純利益(百万円) 220
前期比 -40.7% ●
予想年間配当(円) 8.00
<要約>
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比3.8%減の79億6700万円、営業利益が同25.7%減の2億9300万円、経常利益が同30.8%減の2億6600万円、純利益が同20.9%増の3億7100万円だった。
資源循環型社会の実現に向け、経営基盤の強化及び新規事業の確立に努めた。LiB再生事業の研究開発へは6億円を投資し、CO?排出量の削減とレアメタルの高回収率を両立するプロセスの構築に尽力した。貴金属の主要製品価格は前期を上回ったものの、取引先の減産等に伴い取り扱い数量が減少したこと、回収・再生した貴金属を取引先に返却する形態の取引が拡大し、貴金属の売買を伴う取引が縮小したことで売上高は減少した。下期と前連結会計年度の下期の業績を比較した場合、金や銅の取り扱い数量及び売上高、営業利益、経常利益、純利益はいずれも前連結会計年度を上回っており、会計年度の後半において業績に回復傾向がみられた。
中長期的な成長を見据えた組織体制の強化やLiB再生事業の研究開発への積極的な投資により、営業利益は減少、経常利益は減少となった。ふくしま産業復興企業立地補助金(13次募集)等により、特別利益2億4400万円を計上したことで、純利益は増加となった。
貴金属事業においては、主要製品の価格が前期を上回ったものの、貴金属の取り扱い数量が減少したことや貴金属の取引形態が変化したことにより、売上高は65億3000万円(対前期7.2%減)となった。間接部門の経費負担の増加によりセグメント利益は1億4200万円(56.5%減)の減収減益となった。
環境事業においては、主要製品の価格が前期を上回ったことに加え、主要製品である銅ペレット等の販売数量が増加したことにより、売上高は12億500万円(16.2%増)、セグメント利益は7400万円(453.8%増)の増収増益となった。
主要製品である品質管理システムの販売が増加したことにより、売上高は2億1600万円(10.5%増)となった。間接部門の経費負担が増加したことにより、セグメント利益は1700万円(33.8%減)の増収減益となった。
2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比15.8%増の92億3000万円、営業利益が同49.9%増の4億4000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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