開示会社：大黒屋(6993)
開示書類：2025年３月期　第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/11/12 15:30

<決算スコア> -5.17

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 5,000
前期比 -9.3% ●
会社予想比 -13.4% ●
営業利益(百万円) -364
前期比 -4450.0% ●
会社予想比 -828.0% ●
経常利益(百万円) -474
前期比 -640.6% ●
会社予想比 -652.4% ●
純利益(百万円) -448
前期比 -173.2% ●
会社予想比 -173.2% ●
実績年間配当(円) 0.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 11,480
前期比 +4.7% ○
会社予想比 -27.7% ●
営業利益(百万円) -352
前期比 -146.2% ●
会社予想比 -154.3% ●
経常利益(百万円) -636
前期比 -42.6% ●
会社予想比 -261.0% ●
純利益(百万円) -669
前期比 -24.1% ●
会社予想比 -6181.8% ●
予想年間配当(円) 0.00


＜要約＞
　2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比9.3%減の50億円、営業損益が3億6400万円の赤字(前年同期は800万円の赤字)、経常損益が4億7400万円の赤字(前年同期は6400万円の赤字)、最終損益が4億4800万円の赤字(前年同期は1億6400万円の赤字)だった。

　古物売買業界の事業環境は、社会全体にあって持続可能な世界を目指すSDGs推進によるリユース意識の高まりや円安による物価高により需要の拡大が見込まれている。

　新サービスに向けての投資費用が先行したことや「おてがるブランド買取」のキャンペーン等広告投資を積極的に行い、販管費が19億2500万円(前年同期比2億5600万円増加、15.4%増)に増加した結果、営業損失悪化となり、減収減益決算となった。ネット店舗商品売上高(インターネットによる店舗販売のこと:以下「ネット」という。)においても、在庫水準の低下により5億6100万円(前年同期比2億4800万円減少、30.7%減)と大きく減少し、本部商品売上高(古物業者市場等への販売のこと)についても、10億6600万円(前年同期比5100万円減少、4.6%減)で減少となった。

　併営する質料収入においては、質屋事業が庶民金融として生活に定着していることから、質料(貸付金利息)は4億3100万円(前年同期比600万円減少、1.5%減)となった。

　質屋、古物売買業の売上高及び営業損失は、それぞれ48億1900万円(前年同期比5億5800万円の減少、10.4%減)、損失1億7300万円(前年同期比3億5100万円の減少)となった。主な要因については、業績の概況にて記載したように、大黒屋における在庫水準の低下により売上高、営業利益ともに減少している。

　電機事業の売上高及び営業利益は、それぞれ1億8100万円(前年同期比4400万円の増加、32.7%増)、6600万円(前年同期比3400万円の増加、107.2%増)となった。電機事業においては、今も電機業界全体において設備投資の抑制が続いていることもあり、最終ユーザーによる設備の新設工事や点検工事などは年々減少しているのが実情である。資材(原材料)価格の上昇や後継者不足による小規模下請け業者の廃業など厳しい環境が続いており、電機事業にも大きな影響を与えている。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.7%増の114億8000万円、営業損益が3億5200万円の赤字を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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