開示会社:JFLAHD(3069)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/12 16:00
<決算スコア> +0.56
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 32,348
前期比 -3.2% ●
営業利益(百万円) 635
前期比 +273.5% ○
経常利益(百万円) 632
前期比 +587.0% ○
純利益(百万円) 586
前期比 +270.3% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 60,000
前期比 -11.6% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 850
前期比 +4.4% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 500
前期比 +36.6% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.2%減の323億4800万円、営業利益が同271.8%増の6億3500万円、経常利益が同586.1%増の6億3200万円、最終損益が5億8600万円の黒字(前年同期は3億4400万円の赤字)だった。
食品・飲食業界については、インバウンド需要の回復により外食向け業務用需要は堅調に推移しているものの、内食需要は物価上昇による消費者の生活防衛意識の高まりに加えて、人件費や物流コストの上昇が継続しており、厳しい事業環境となっている。
2023年9月14日に公表した事業再生計画に基づき、株式会社地域経済活性化支援機構より出資及び経営人材の派遣を受け入れるとともに、製品値上げ、製品ポートフォリオ見直し、設備投資、不採算子会社の整理、不採算工場・店舗の閉鎖、本部経費見直し、経営管理体制強化、財務基盤の強化の各施策に取り組み、不安定な事業環境においても事業継続が可能な経営基盤の構築を目指している。
生産において、九州乳業株式会社及び茨城乳業株式会社は、牛乳、乳飲料、ヨーグルト、豆乳他の売上が順調に推移し、前期に実施した値上げ効果等により増収増益となった。株式会社弘乳舎は、収益性の高い余乳処理受託加工収入が増加したことにより増収増益となった。盛田株式会社は、つゆたれ類、酒類他が苦戦したものの醤油、醸造調味料が順調に推移し、前期に実施した値上げ効果及び採算性を重視した販売等により増益となった。売上高は219億1900万円(前中間連結会計期間比6.0%増)、営業利益は9億9800万円(前中間連結会計期間比55.5%増)となった。
流通において、株式会社アルカンは、円安が続く厳しい事業環境の中、商品の価格改定を行い、顧客深耕・新規顧客開拓を積極的に取り組み、キャビア、フォンドヴォー及び高級ジュースの「アランミリア」が順調に推移したことにより増収増益となった。海外事業における連結子会社数の減少やコストの増加等が響き、同事業全体では減収減益となった。売上高は62億4100万円(前中間連結会計期間比9.8%減)、営業損失は400万円(前中間連結会計期間は営業利益4600万円)となった。
販売においては、事業ポートフォリオの再構築及び不採算事業の売却による連結子会社数の減少に伴い、売上高は大幅な減収となった。既存店舗における定休日の設置やお土産店の売上減少等も、損益に影響した。売上高は39億9700万円(前中間連結会計期間比29.4%減)、営業利益は2700万円(前中間連結会計期間比44.7%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.6%減の600億円、営業利益が同4.3%増の8億5000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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