開示会社：戸田建(1860)
開示書類：2025年３月期 第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2024/11/13 11:30

<決算スコア> +0.46

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 241,261
前期比 +4.7% ○
営業利益(百万円) 5,969
前期比 +87.7% ○
経常利益(百万円) 7,841
前期比 -4.9% ●
純利益(百万円) 7,175
前期比 +37.7% ○
実績年間配当(円) 14.50

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 600,000
前期比 +14.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
営業利益(百万円) 30,000
前期比 +67.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.7% ○
経常利益(百万円) 35,500
前期比 +39.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.2% ○
純利益(百万円) 27,000
前期比 +67.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.6% ●
予想年間配当(円) 29.00


＜要約＞
　2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比4.7%増の2412億6100万円、営業利益が同87.7%増の59億6900万円、経常利益が同4.9%減の78億4100万円、純利益が同37.7%増の71億7500万円だった。

　建設業界においては、官公庁工事の受注が減少したが、民間工事が製造業及び非製造業ともに増加し、全体として前年同中間期比を上回った。

　成長投資を推進する一方でROE(自己資本利益率)8%以上を中長期的に確保するため、ROIC(投下資本利益率)5%以上を収益性の管理指標として設定するなど投資プロセスの強化にも取り組んでいる。連結売上高については、建築事業、土木事業の売上高が増加したことにより、2412億円と前年同中間期比4.7%の増加となった。営業損益については、建築事業、土木事業において工事の採算性が向上したため、売上総利益は293億円と前年同中間期比24.3%の増加となった。販管費は人件費などが増加し234億円と前年同中間期比14.4%の増加となったが、営業利益は59億円と前年同中間期比87.7%の増加となった。経常損益については、保有する投資有価証券の受取配当金などを営業外収益に計上したが、78億円と前年同中間期比4.9%の減少となった。

　親会社株主に帰属する中間純利益については、投資有価証券売却益などを特別利益に計上したことにより、71億円と前年同中間期比37.7%の増加となった。

　建築においては、売上高は1780億円(前年同中間期比27.4%増)となり、セグメント利益(営業利益)は65億円(前年同中間期は5億円のセグメント損失)となった。個別の受注高については、国内官公庁工事が前年同中間期比40.8%減少したが、国内民間工事が前年同中間期比93.1%増加したことにより、1,782億円と前年同中間期比56.9%の増加となった。

　土木においては、売上高は596億円(前年同中間期比9.8%増)となり、セグメント利益(営業利益)は33億円(前年同中間期比35.6%増)となった。個別の受注高については、国内民間工事が前年同中間期比9.8%減少したが、国内官公庁工事が前年同中間期比55.8%増加したことにより、554億円と前年同中間期比38.5%の増加となった。

　国内グループ会社においては、売上高は244億円(前年同中間期比7.2%増)となり、セグメント利益(営業利益)は13億円(前年同中間期比94.5%増)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比14.8%増の6000億円、営業利益が同67.5%増の300億円を計画。



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