開示会社:アイサンテクノロ(4667)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/13 15:20
<決算スコア> -0.71
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 2,422
前期比 +16.8% ○
営業利益(百万円) 67
前期比 -30.9% ●
経常利益(百万円) 67
前期比 -35.6% ●
純利益(百万円) 47
前期比 -28.8% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 6,000
前期比 +9.5% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 350
前期比 -22.0% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 335
前期比 -26.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 221
前期比 -35.0% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 20.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比16.8%増の24億2200万円、営業利益が同31.4%減の6700万円、経常利益が同35.2%減の6700万円、純利益が同28.4%減の4700万円だった。
わが国経済は、社会・経済活動の正常化に向けた動きが進む中、雇用・所得環境については改善の方向に向かっている。日米の金融政策や為替の動向、地政学リスクによる原材料価格やエネルギーコスト高騰の継続、人財採用難による働き手不足や人件費の上昇など、極めて先行き不透明な事業環境が続いている。各子会社を含め、MMS(Mobile Mapping System)機器販売、高精度三次元地図の作成請負業務及び2025年の自動運転サービス実用化に向けた自動運転実証実験請負、自動運転車両の構築請負、公共及び民間からの測量業務委託など、多方面より受注獲得は進んでおり、前年同期と比較し受注件数・規模も増加している。売上高は前年同期を上回り、計画以上の営業利益を確保した一方で、投資活動等におけるコストの増加に伴い、営業利益は前年同期を下回る実績となった。
公共セグメントにおいて、2024年7月にリリースした点群CADシステムである新製品「ANIST」は、3D点群からの平面図作成での課題を解決する新技術を搭載しており、事前のプロモーションを積極的に行った事で、顧客、販売店からの期待感もあり、計画を上回る販売で推移している。「WingneoINFINITY」および「WingEarth」「LasPort」は、前連結会計年度における受注残案件の売上計上、補助金制度を活用した販売活動等により、前年同期と同水準の売上高を維持することとなった。販管費は、前連結会計年度に引き続き、中期経営計画に沿ったグループ会社全体での人財投資計画や新製品への研究開発を進めた結果、前年同期と比較して増加した。
モビリティ・DXセグメントにおいて、自動運転の実用化は、政府目標として2025年度に50か所程度、2027年度に100か所以上での社会実装を目指すとされている。昨年度にA-Drive株式会社と共に参画した全国各地の地域公共交通確保維持改善事業(自動運転社会実装推進事業)は、国土交通省より昨年度以上となる99か所の採択を行った旨が公表されている中、99カ所中、25カ所の参画を予定しており、昨年度以上の採択状況となっている。販管費は、中期経営計画に沿った人財投資計画や、新たな事業領域への研究開発を進めた結果、前年同期と比較して増加した。
自社ソフトウェア販売及び関連サービスにおいては、前連結会計年度の自社ソフトウェア販売が堅調に推移したことからサポートサービスの新規契約、契約更新による売上が増加した。昨年にリリースした「LasPort」、2024年7月にリリースした「ANIST」なども売上に貢献している。自社ソフトウェア販売及び関連サービスの売上高は、前年同期と比較し増加した。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.5%増の60億円、営業利益が同22.2%減の3億5000万円を計画。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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