開示会社:ロート(4527)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2024/11/13 15:30
<決算スコア> -0.58
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 139,082
前期比 +8.8% ○
営業利益(百万円) 17,791
前期比 -15.1% ●
経常利益(百万円) 18,590
前期比 -18.0% ●
純利益(百万円) 12,921
前期比 -22.1% ●
実績年間配当(円) 16.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 320,000
前期比 +18.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.3% ●
営業利益(百万円) 43,200
前期比 +7.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.4% ●
経常利益(百万円) 44,200
前期比 +4.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.5% ●
純利益(百万円) 32,200
前期比 +4.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.7% ●
予想年間配当(円) 33.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の1390億8200万円、営業利益が同15.1%減の177億9100万円、経常利益が同18%減の185億9000万円、純利益が同22.1%減の129億2100万円だった。
世界の人々が身体も心もイキイキと様々なライフステージにおいて笑顔あふれる幸せな毎日を過ごせるよう「Connect for Well-being」のスローガンを掲げ、企業価値の向上を目指し「総合経営ビジョン2030」の実現に向けて取り組んでいる。国内においては、顧客のニーズに合った商品提案やインバウンド需要の増加により増収となった。海外においても、顧客のニーズに合った商品提案や円安の影響により増収となった。利益面については、原価率の上昇に加え研究開発費の計画的な増加により販管費が増加した結果、営業利益は減少、経常利益は減少、親会社株主に帰属する中間純利益については、減少となった。
日本において、外部顧客への売上高は、814億4200万円(前年同期比6.6%増)の増収となった。新製品が好調なリップクリームやサプリメントの「ロートV5」、酵素洗顔が好調の「メラノCC」、「肌ラボ」、日やけ止めや高額目薬等が好調に推移した。国内グループ会社においては、ロートニッテン㈱やクオリテックファーマ㈱が増収に寄与した。セグメント利益(営業利益ベース)については、原価率の上昇に加え研究開発費など販管費の計画的な増加により98億7200万円(25.4%減)と減益となった。
アジアにおいて、外部顧客への売上高は、379億600万円(前年同期比10.8%増)と大幅な増収となった。ベトナム、インドネシアなどの東南アジアが好調に推移した。ミャンマーでは輸入規制の厳格化の影響を受けて原材料や製品の輸入が困難になり大幅な減収となった。商品別ではフケ抑制シャンプー「セルサン」、日やけ止め、「肌ラボ」等が増収に寄与した。セグメント利益(営業利益ベース)については、広告販促費を計画的に増加させたことやミャンマーの減収による影響があったものの、原価率を改善して、60億3700万円(3.2%増)と増益となった。
アメリカにおいて、外部顧客への売上高は、100億4300万円(前年同期比14.6%増)と大幅な増収となった。米国のOTC目薬や、医療用消毒薬等を製造・販売するハイドロックス・ラボラトリーズ社が好調に推移した。「肌ラボ」が好調なブラジルの連結子会社も増収に大きく貢献した。セグメント利益(営業利益ベース)については、ハイドロックス・ラボラトリーズ社やブラジルの連結子会社の利益改善が貢献して、6億5900万円(16.8%増)と大幅な増益となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比18.2%増の3200億円、営業利益が同7.9%増の432億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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