開示会社:トリドールHD(3397)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/14 13:10
<決算スコア> -5.61
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 133,720
前期比 +18.8% ○
会社予想比 +2.4% ○
QUICKコンセンサス比 +0.7% ○
営業利益(百万円) 7,558
前期比 -3.1% ●
会社予想比 -12.7% ●
QUICKコンセンサス比 -16.1% ●
経常利益(百万円) 6,585
前期比 -17.0% ●
会社予想比 -15.1% ●
QUICKコンセンサス比 -24.6% ●
純利益(百万円) 2,799
前期比 -36.7% ●
会社予想比 -33.7% ●
QUICKコンセンサス比 -42.9% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 265,000
前期比 +14.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
営業利益(百万円) 11,600
前期比 -0.4% ●
会社予想比 -17.7% ●
QUICKコンセンサス比 -18.3% ●
経常利益(百万円) 10,200
前期比 -5.9% ●
会社予想比 -17.1% ●
QUICKコンセンサス比 -21.7% ●
純利益(百万円) 4,900
前期比 -13.7% ●
会社予想比 -24.1% ●
QUICKコンセンサス比 -22.4% ●
予想年間配当(円) 10.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比18.8%増の1337億2000万円、営業利益が同3.1%減の75億5800万円、経常利益が同17%減の65億8500万円、純利益が同36.7%減の27億9900万円だった。
当中間期(2024年4月1日~9月30日)は、業界や地域を問わない賃金上昇に伴い、消費意欲の喚起が期待される一方で、企業業績に対する人件費増加の影響が懸念されるなど、やや不透明な経営環境となった。事業利益については、丸亀製麺では原材料費や人件費の増加を増収で吸収し、事業利益も113億9300万円(前年同期比17.6%増、計画比15.9%増)となり、事業利益率とともに中間期で過去最高となった。国内その他セグメントは出店に伴う費用の増加などにより、22億1400万円(前年同期比3.8%減、計画比3.9%増)と若干の減益となった。連結の事業利益は95億8400万円(前年同期比20.7%増、計画比2.9%増)と、中間期として過去最高となった。海外事業の不採算店舗での減損や閉店の結果、減損損失7億3300万円を計上した。
丸亀製麺においては、うどんのコシを“冷"で楽しめる鬼おろしシリーズが、麺職人の全店配置でおいしさにさらに磨きがかったこともあり、約532万食を販売する大ヒットとなった。9月3日からは注文ごとに割り下で焼き上げる牛肉と濃厚な玉子がからむ人気商品「焼きたて牛すき釜玉うどん」と、完全新作の「粗挽き肉チーズ釜玉うどん」を発売し、シリーズで約115万食を販売する大ヒットとなった。売上収益は651億3400万円(前年同期比11.6%増、計画比2.3%増)と中間期で過去最高となった。人件費、原価、広告宣伝費も増加したが、増収に加えて、人員配置の適正化を進めたことにより、事業利益も中間期として過去最高の113億9300万円(前年同期比17.6%増、計画比15.9%増)と大幅な増益となった。
海外事業においては、スパイシーヌードル業態のTam Jaiは香港で5店増加したが、中国で3店、シンガポールで1店減少し、計234店舗となった。売上は増加し、事業利益は第1四半期と比較すると増加したものの、中間期は大幅な減益となった。米国においても1店増加して16店舗となり、増収となったが、出店に伴う人件費や家賃の増加により減益となった。英国では1店閉店したが、既存店の客数増加により増収となり、原価率の抑制や人員配置の適正化などコスト削減を進めたことにより、事業損失は前年同期比で大幅に減少した。売上収益は為替影響もあり、中間期として過去最高の515億7700万円(前年同期比27.4%増、計画比2.3%減)となったが、事業利益は9億1800万円(前年同期比45.6%減、計画比63.4%減)と大幅な減益となった。
国内その他においては、第3四半期以降も出店が続くことから、出店に関する費用が増加したが、増収で吸収し、増益となった。豚骨ラーメンのずんどう屋は、金沢駅西本町店(石川)、綱島店(神奈川)、鈴鹿店(三重)、滋賀長浜店(滋賀)、羽村栄町店(東京)を出店して計95店舗となり、増収となったが、人件費が増加したことから減益となった。天ぷらまきのは集客力の高い梅田店(大阪)が大規模改装のために5月中旬から7月下旬まで休業した影響があったものの、リニューアルオープン後の客数増加やインバウンド需要取り込みの継続などにより増収となった。事業利益は、原価率上昇と出店のための人件費増加などにより、22億1400万円(前年同期比3.8%減、計画比3.9%増)と若干の減益となった。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比14.2%増の2650億円、営業利益が同1.9%増の116億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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