開示会社:ホクト(1379)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:00
<決算スコア> +0.39
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 35,998
前期比 +3.3% ○
営業利益(百万円) -282
前期比 +85.7% ○
経常利益(百万円) -639
前期比 +4.3% ○
純利益(百万円) -499
前期比 +19.1% ○
実績年間配当(円) 10.00
予想期(通期) 2025/03
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.3%増の359億9800万円、営業損益が2億8200万円の赤字(前年同期は19億7500万円の赤字)、経常損益が6億3900万円の赤字(前年同期は6億6800万円の赤字)、最終損益が4億9900万円の赤字(前年同期は6億1700万円の赤字)だった。
きのこ事業を中心として、健康食材である「きのこ」の研究開発、生産、販売を通してより多くの皆様へ、おいしさと健康をお届けできるよう事業活動を行った。「きのこで健康を届けることを使命に市場と消費を拡大する」及び「利益の創出と企業の社会的責任を両立する」を経営ビジョンとして取り組んだ。生産量は、ブナピーを含めブナシメジ21,769t(前年同期比2.0%減)、エリンギ8,368t(1.7%減)、マイタケ7,304t(1.3%減)となった。
国内きのこ事業においては、生産部門で、原材料価格、電力費、包装費、人件費などの製造原価が大幅に上昇する中、コスト削減に取り組むとともに、衛生管理をより徹底し、品質の向上と安定栽培に努め、安全・安心なきのこを提供してきた。研究部門においては、品質管理体制の強化、付加価値の高い新製品の開発、新品種の開発及びきのこの薬理効果や機能性の追求に取り組んだ。販売面では、今年は梅雨の期間が短く平年より高い気温が続き、さらに猛暑や台風の影響により、多くの野菜が全般的に少ない状況となり野菜相場は高い水準で推移した結果、きのこの価格も堅調な動きとなり、安定した状況で推移した。国内きのこ事業全体の売上高は225億9100万円(前年同期比4.7%増)となった。
化成品事業において、包装資材を主要事業とする第一営業部では、仕入先より相次ぐ値上げ要請を受ける中、プラスチック製品の品質劣化をおさえる機能性包材やリサイクル原料を利用した環境包材など付加価値製品の提案営業に取り組んだ。工業資材については、半導体・自動車関連部品メーカー向け等回復が遅れていたが、輸出関連を中心に回復傾向が強まった。自社製品の生産・販売及び農業資材販売を中心とする第二営業部では、自社製品の品質向上と販売拡大に努めた。きのこ生産者向けの栽培原料の販売は堅調に推移した。化成品事業の売上高は59億1800万円(1.6%減)となった。
加工品事業においては、水煮・冷凍きのこ加工品の販売を行うと共に、新商品の開発及び市場開拓に取り組んだ。外食部門、デリカ、中食向け商品が好調だったほか、コンビニエンスストアのエリア戦略の業務用生鮮きのこの販売、冷凍きのこ商品の販売も順調に推移した。青果向け市販用加工商品も順調な販売となった。通販事業では、レトルト食品の販売が好調に推移した。子会社の株式会社アーデンにおいては、製品の値上げ後、リカバリー出来ていない取引先もあるが、受注状況も回復傾向にあり、新規受注の大口商品も寄与し、売上高・営業利益は計画を若干だが上回った。加工品事業の売上高は39億200万円(6.8%増)となった。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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