開示会社:ベルトラ(7048)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> -4.65
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 3,201
前期比 +43.7% ○
営業利益(百万円) -242
前期比 -188.1% ●
経常利益(百万円) -334
前期比 -151.1% ●
純利益(百万円) -319
前期比 -85.5% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 4,200
前期比 +34.5% ○
会社予想比 -23.2% ●
営業利益(百万円) -318
前期比 -374.6% ●
会社予想比 -190.9% ●
経常利益(百万円) -418
前期比 -273.2% ●
会社予想比 -222.9% ●
純利益(百万円) -450
前期比 -689.5% ●
会社予想比 -270.5% ●
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、営業収益が前年同期比43.7%増の32億100万円、営業損益が2億4200万円の赤字(前年同期は8400万円の赤字)、経常損益が3億3400万円の赤字(前年同期は1億3300万円の赤字)、最終損益が3億1900万円の赤字(前年同期は1億7200万円の赤字)だった。
サービスの対象である旅行業界においては、COVID-19の拡大以降、航空・旅行会社を取り巻く人手不足や旅行費用の高騰等の課題が多く見られ、ウクライナ情勢に伴う飛行ルートの変更によるフライト時間増加も懸念材料となっている中で、円安の追い風を受けた訪日旅行市場は活況に推移し、9月の訪日外客数は2,872,200人となり、前年同月比で31.5%増、2019年同月比で26.4%増となった。
コロナ禍で弱体化した組織を早急に回復させるため、中長期の成長戦略に基づいた積極的な人員の増強とシステムへの投資を進めた。ブランディング強化を推進する一環として、会社の新キャラクター「ベル虎」と人気タレントのあのちゃんを起用したテレビCMが7月に放映開始となり、10代・20代の若年層をメインに幅広い世代への認知度拡大を図り、認知度調査(調べ)の結果、当初の想定通り認知率10%増の成果を上げた。海外旅行事業においては、韓国やタイ・ベトナム、オセアニア方面に加えて、スポーツ観戦需要が旺盛なアメリカ西海岸やカナダなど堅調に推移したエリアもあるものの、円安・現地の物価高・燃油高騰などが影響し、ハワイ・ミクロネシアのビーチエリアやヨーロッパなどは市場回復が想定を大きく下回る結果となった。
利益については、収益獲得・認知度向上のための広告宣伝強化を進めたことを受け、コストの水準が中間期同様、増加傾向にある。未だ日本人の海外渡航者の数がコロナ禍以前の水準には至っていないことや為替差損の影響などにより、最終損益は赤字、営業損益は赤字、経常損益は赤字となった。
2024年12月期の連結業績は、営業収益が前期比34.5%増の42億円、営業損益が3億1800万円の赤字を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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