開示会社：Sｲﾉﾍﾞｼｮﾝ(4178)
開示書類：2024年12月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2024/11/14 15:30

<決算スコア> -0.19

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 3,848
前期比 +2.7% ○
営業利益(百万円) 168
前期比 +223.1% ○
経常利益(百万円) 163
前期比 +196.4% ○
純利益(百万円) 101
前期比 +494.1% ○

予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 5,175
前期比 +2.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 280
前期比 +125.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 280
前期比 +122.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 140
前期比 +311.8% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00


＜要約＞
　2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比2.7%増の38億4800万円、営業利益が同220.3%増の1億6800万円、経常利益が同193.8%増の1億6300万円、純利益が同475%増の1億100万円だった。

　デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが進展する中、生産性の向上や業務の効率化を目的にクラウドファースト戦略を実行する企業は増加傾向となっている。企業が従来型ITからクラウドへ移行するクラウドマイグレーションは、対象システム領域の多様化が顕著となっており、WEBシステムや情報系システムから基幹系システムへと対象システム領域が拡大している。国内クラウド市場は、前年比37.8%増の5兆8,142億円(売上額ベース)となった。クラウドインテグレーション領域にて、従来注力してきた中・小型案件で、受注ルールの適正化、案件管理の徹底による遅延の発生(追加コストの発生)の抑制等の効果により、収益性が向上した。

　デジタルトランスフォーメーション事業においては、事業開始からM&Aを推進し、IT人材の採用を行うことで開発体制の拡充を進めた。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件を受注している。売上高は35億5600万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は3億5600万円(前年同期比68.8%増)となった。

　プラットフォーム事業において、「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」を主力としたスマートフォン向けアプリの企画・開発・運営などに取り組んでいる。売上高は3億1600万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は3300万円(前年同期比22.1%減)となった。

　2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比2.3%増の51億7500万円、営業利益が同125.5%増の2億8000万円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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