開示会社:TREHD(9247)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/14 15:30
<決算スコア> +1.85
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 53,671
前期比 +20.6% ○
会社予想比 +0.1% ○
営業利益(百万円) 6,896
前期比 +117.7% ○
会社予想比 +1.4% ○
経常利益(百万円) 6,722
前期比 +112.3% ○
会社予想比 +1.8% ○
純利益(百万円) 4,357
前期比 +117.1% ○
会社予想比 +3.7% ○
実績年間配当(円) 20.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 102,000
前期比 +9.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.1% ●
営業利益(百万円) 12,000
前期比 +54.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +5.3% ○
経常利益(百万円) 11,600
前期比 +49.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +5.5% ○
純利益(百万円) 6,900
前期比 +90.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +3.0% ○
予想年間配当(円) 40.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比20.6%増の536億7100万円、営業利益が同117.7%増の68億9600万円、経常利益が同112.3%増の67億2200万円、純利益が同117.1%増の43億5700万円だった。
グループと関連の高い建設業界については、建設工事受注は資材価格高騰や人件費増加の影響を受けつつも堅調に推移する一方、新設住宅着工戸数は住宅価格上昇を受けて低調に推移している。
首都圏を中心とする建設系廃棄物リサイクルにおいては、資材価格の上昇や燃料費、労務費の増加などの影響を受けたが、廃棄物の付加価値化、製品化などに継続して取り組んでいる。その他の事業においても、グループ内において相乗効果を図る製品開発、研究開発、クロスセリング等に努めている。
資源リサイクル事業において、鉄・非鉄スクラップの仕入・加工・販売を行うスプレッド事業では、前中間連結会計期間に比べ工場発生屑の取扱量が増加した一方、建設解体屑の取扱量が減少したことに加え、使用済自動車においても新車登録台数の減少などにより市中発生が減少したことから取扱量も減少した。鉄スクラップ価格の急落や取扱量の減少などによる影響を受けたが、第1四半期連結会計期間における廃家電などの取扱量の増加に加え、鉄スクラップ及び非鉄相場が高位であったこと、徹底した再資源化などたことなどにより増収増益となった。売上高は218億1700万円(前年同期比3.3%増)となり、セグメント利益は16億8100万円(前年同期比19.8%増)となった。
廃棄物処理・再資源化事業においては、(株)タケエイの建設系廃棄物処理・リサイクルで、2024年1月1日に発生した2024年能登半島地震に伴う災害廃棄物の処理支援事業の寄与が大きく、増収増益となった。廃石膏ボードの再資源化を行う(株)ギプロ、(株)グリーンアローズ関東、(株)グリーンアローズ東北は、搬入量が低調に推移し、減収減益となった。イコールゼロ(株)は、廃液の取扱量が堅調に推移し、単価改定の効果も表れ、増収増益となった。2024年1月より連結対象となったペットボトルリサイクルを行う(株)タッグは、製品の販売数量が増加したことから、好調に推移している。売上高は197億3300万円(前年同期比52.6%増)となり、セグメント利益は55億5400万円(前年同期比208.3%増)となった。
再生可能エネルギー事業において、タケエイグリーンリサイクルは、横須賀バイオマス発電所の収益性が改善傾向にあるが、修繕費の増加や、剪定枝処分売上が低調であったことにより全体では営業損失が増加する結果となった。タケエイ林業は、製材所や合板工場による需要減少から原木等の搬出量が低迷し、減収減益となった。売上高は68億2100万円(前年同期比1.4%減)となり、セグメント損失は1億5100万円(前年同期はセグメント利益3億4000万円)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.8%増の1020億円、営業利益が同54.5%増の120億円を計画。
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