開示会社：ﾘﾌﾟﾗｲｵﾘﾃ(242A)
開示書類：2024年９月期　決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/11/14 15:30

<決算スコア> -1.45

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 通期
売上高(百万円) 2,703
前期比 +2.7% ○
会社予想比 -0.8% ●
営業利益(百万円) 317
前期比 +48.8% ○
会社予想比 -0.3% ●
経常利益(百万円) 318
前期比 +48.6% ○
会社予想比 -3.9% ●
純利益(百万円) 214
前期比 +43.6% ○
会社予想比 -1.4% ●
実績年間配当(円) 45.60

予想期(通期) 2025/09
売上高(百万円) 2,856
前期比 +5.7% ○
営業利益(百万円) 300
前期比 -5.4% ●
経常利益(百万円) 300
前期比 -5.7% ●
純利益(百万円) 199
前期比 -7.0% ●
予想年間配当(円) 34.00


＜要約＞
　2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比2.7%増の27億300万円、営業利益が同48.7%増の3億1700万円、経常利益が同48.8%増の3億1800万円、純利益が同43.5%増の2億1400万円だった。

　通信販売業界においては、通信販売市場の2023年度の売上高は、2023年4月から2024年3月までの累計で前年比6.7%増の13兆5600億円(2024年8月27日発表のJADMA「2023年度通販市場売上高調査」より)となり、直近10年の平均成長率は8.8%と成長を続けている。

　今や生活の上で欠かすことのできない通信販売市場における通信販売会社へのプロモーション事業を行い、一般消費者の健康意識の高まりを背景に、無添加食品を中心とした通信販売事業を展開してきた。

　通販支援事業については、D2C事業において、健康食品関連事業者向けのコールセンター業務受託が順調に推移したこと及び原価低減施策を実行し原価率が低減したことにより業績向上に寄与した。今般報道されている他社において生じた紅麹原料によるサプリメント健康被害の問題に端を発した機能性表示食品に対する消費者心理の変化を念頭に、一部の取引先企業の広告宣伝投資が一時的に縮小する期間があったものの、現在は回復傾向であり、業績に対する影響は軽妙である。通販支援事業の売上高は20億1800万円(1.8%増)、営業利益は3億500万円(33.8%増)となった。

　通信販売事業においては、投下した広告の運用効率が好調を維持し、新規顧客の獲得が順調に推移した。定期発送顧客に対する定期発送サイクルを短縮化する施策が寄与し、定期発送率が目標値を上回って推移したことで、通信販売事業の売上高は6億8400万円(5.2%増)、営業利益は1100万円(前年度は営業損失1500万円)となった。「定期発送率」は、既存の定期継続顧客総数に対して、当月中に定期発送を行った顧客の割合を示した指標である。顧客に対する定期発送サイクルは、基本的に1カ月、2カ月、3カ月の中から選択していただいている。当指標は、既存の定期発送顧客に対する発送サイクルが短期化すると上昇し、長期化すると下落する指標となっている。

　2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比5.7%増の28億5600万円、営業利益が同5.2%減の3億円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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