開示会社：リズム(7769)
開示書類：2025年３月期　第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2024/11/14 16:00

<決算スコア> -1.68

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 15,983
前期比 +9.9% ○
会社予想比 -8.1% ●
営業利益(百万円) 347
前期比 +109.0% ○
会社予想比 -22.9% ●
経常利益(百万円) 629
前期比 +43.3% ○
会社予想比 +4.8% ○
純利益(百万円) 336
前期比 +504.8% ○
会社予想比 +12.0% ○
実績年間配当(円) 0.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 33,000
前期比 +1.2% ○
会社予想比 -7.0% ●
営業利益(百万円) 1,200
前期比 +64.4% ○
会社予想比 -33.3% ●
経常利益(百万円) 1,600
前期比 +27.1% ○
会社予想比 -20.0% ●
純利益(百万円) 1,000
前期比 +109.6% ○
会社予想比 -16.7% ●
予想年間配当(円) 73.00


＜要約＞
　2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比9.9%増の159億8300万円、営業利益が同109%増の3億4700万円、経常利益が同43.3%増の6億2900万円、最終損益が3億3600万円の黒字(前年同期は8300万円の赤字)だった。

　「2.中間連結財務諸表及び主な注記(4)中間連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更を行っている。前年同中間期比較については、前年同中間期の数値を変更後のセグメントの利益又は損失の算定方法により組み替えた数値で比較分析している。精密部品事業においては車載関連の受注が伸び悩む中、前年に買収したリズム翔栄株式会社の寄与に加え、工作機械や家電関連の受注が持ち直しつつあり、生活用品事業においては快適品売上が増加し、前年同期を上回る売上となった。利益面については、原材料の価格高騰、円安による仕入価格の上昇が業績に影響を与えたものの、売上増加に加え販管費の抑制から営業利益、経常利益は増益となった。

　前年同期は事業譲受に伴う負ののれん発生益を計上した一方で、ソフトウェア資産や中国子会社での減損損失を計上したことから純損失となったが、米国子会社の清算決定に伴う事業整理損を計上したものの黒字を回復した。

　精密部品事業において、自動車関連については、国内向けの受注は安定しているが、欧州地域でのEV車補助金終了による顧客在庫調整の影響を受けた。リズム翔栄株式会社が通期で寄与したことから増収となり、利益面では円安の影響により減益となった。海外では、自動車関連では中国における日系自動車販売低迷の影響を受けたが、ベトナム・インドネシアで一定の受注量を確保出来たことから増収増益となった。精密部品事業全体では増収増益となった。

　生活用品事業において、国内では、クロックについては製品戦略の見直しを進め、主力製品は好調に推移したがクロック全体の売上としては微減となった。新たな分野として注力している快適品においてはハンディファンを中心に販売が伸び売上を牽引、事業全体の売上は大きく増加した。利益面については、為替市場における円安の影響を強く受け減益、営業損失となった。海外では、クロックにおいては新たな施策により中国向けは販売が伸びるも、北米、欧州向けは低調な販売となった。取り組みを進めた快適品の販売が好調に推移し、クロック減少分をカバーし増収となった。利益面では、中国拠点の採算改善が進み原材料、人件費高騰を吸収し前年同期の赤字から黒字に転換、増益となった。生活用品事業全体では増収となり、営業損益は損失ながら改善した。

　その他の事業では、物販事業を営む子会社の衛生用品・ギフト等の販売が低迷し、全体では減収減益となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.2%増の330億円、営業利益が同64.3%増の12億円を計画。



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【決算スコアについて】
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