開示会社:モンスターラボ(5255)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/14 16:00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上収益が前年同期比21.4%減の79億4200万円、営業損益が77億6600万円の赤字(前年同期は14億9400万円の赤字)、経常損益が78億400万円の赤字(前年同期は8億9600万円の赤字)、最終損益が77億3500万円の赤字(前年同期は10億9000万円の赤字)だった。
IT業界においては、コロナ禍を契機とするデジタルシフトの機運も依然として衰える気配はなく、経営戦略に直結するデジタルトランスフォーメーション(DX)の需要が増加しており、企業のDXに対する投資意欲は旺盛な状況が続いている。
APACにおいて、前第2四半期と同様に既存案件の開発案件終了による売上減少インパクトが大きく、売上収益が前年同期比11.3%減となった。構造改革により約8億円の利益改善が見込まれており、APAC及びAMERでは構造改革費用を除いた営業利益は黒字となっており、第4四半期の全リージョン黒字化に向けて大きく前進した。構造改革費用としては約4.4億円を計上している。営業利益について売上収益の減少と別途開示している構造改革費用により約7億7000万円の営業損失となった。急激な円高により、為替差損として約12億円を計上している。
APACにおいては、売上収益は47億5800万円(前年同期比11.3%減)、営業損失は3億500万円(前年同期は1億6000万円の営業利益)となった。既存案件終了による売上収益減少は下げ止まりを見せており、前第2四半期連結会計期間に獲得した新規開発案件が開発フェーズに計画通り移行してきていると共に新規開発案件の獲得も順調に進んでおり、売上収益は回復基調にある。営業利益面については、EMEA閉鎖拠点に対する債権放棄損等約2.9億円に加え、バングラデシュの人員削減費用が発生しているが、徹底したコストコントロールを行っており、売上収益増加に対するコスト増加は限定的であり、事業の営業利益改善を果たしている。
EMEAにおいては、売上収益は21億3900万円(前年同期比44.4%減)、営業利益は44億6000万円(前年同期は16億5000万円の営業損失)となった。拠点閉鎖及び非連結化を実行し、事業規模の極小化を行った。営業利益面については、拠点閉鎖及び非連結化という構造改革による売上収益減少に加え、構造改革費用を計上した一方、拠点閉鎖・破産に伴う債務免除益等の計上により一時的に大きな営業利益を計上している。
AMERにおいては、売上収益は7億4900万円(前年同期比29.6%増)、営業損失は7500万円(前年同期は2億6800万円の営業損失)となった。既存顧客の案件が開発フェーズに入り売上収益が安定成長軌道に乗り始めた。大手ペイメントソリューション企業との協業が順調に進んでおり、売上収益が順調に増加している。営業利益面については、前第2四半期連結会計期間に行った構造改革によりコスト構造が改善し、構造改革費用を除いた営業利益は黒字化している。
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