開示会社:ウエストHD(1407)
開示書類:(訂正・数値データ訂正)「2024年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正に関するお知らせ
開示日時:2024/11/25 17:10
<要約>
2024年8月期の連結業績は、売上高が前期比15.2%増の503億9000万円、営業利益が同24.7%増の105億9700万円、経常利益が同24.9%増の99億5600万円、純利益が同12.3%増の67億5700万円だった。
事業環境は、2020年10月の菅政権による、我が国が2050年までにカーボンニュートラルを目指す宣言、及び2030年度に温室効果ガス排出量を2013年度比46%削減する目標設定を契機とする、環境意識の高まりが加速しつつあり、自社消費電力の再生可能エネルギー調達へのシフトはRE100参加企業等の一部の大企業のみならず、サプライチェーンに関連する多くの企業にとっても、最重要課題と位置付けられている。2012年のFIT制度開始に伴い、安定投資対象として拡大してきた太陽光発電所をはじめとする再生可能エネルギー発電所は、環境問題の解決に向けた脱炭素化のための設備へと、大きくその位置づけを変え、再エネ発電所の取得ニーズ、グリーン電力の利用ニーズは日に日に膨らんでいる状況にある。うち、営業利益、経常利益、及び純利益額は過去最高益となった。
再生可能エネルギー事業においては、産業用太陽光発電所請負事業で、環境意識の大幅な高まりを背景にベース需要は高水準であるものの、約2年前からの世界的エネルギー価格の高騰を契機とする短期的需要の剥落と、蓄電池・余剰売電等顧客ニーズの多様化に伴う契約リードタイムの長期化により、売上高はピークであった前年度を下回った。非FIT太陽光発電所開発事業においては、開発にかかる各種許認可取得、法令上の義務への対応、登記手続き等、膨大かつ煩雑な事務対応に追われ立ち上げに苦労してきたが、社内体制整備と外部関係者との地道な関係構築等が奏功し、事業として軌道に乗せることができた。売上高実績の推移は第1四半期約19億円、第2四半期約50億円、第3四半期約47億円、第4四半期約140億円と着実に増加、高圧非FIT発電所も複数案件が完成した。
電力事業においては、自社売電事業で、上半期において銅価格の高騰、国内建設用電線不足を要因とするメガソーラーケーブルの盗難が相次ぎ、復旧期間中の売電機会の喪失に見舞われたが、下半期は概ね計画通りに推移し、利益面に与える影響は軽微だった。グループ保有最大規模のメガソーラーである穴水発電所については、2024年1月の能登半島地震により自営線の電柱が一部傾く等の影響を受けたが、約2週間で復旧再稼働している。売上高は52億円(前期比9.7%増)、営業利益16億6800万円(前期比16.8%減)となった。
メンテナンス事業においては、グループにて企画・設計・施工を行ったメガソーラー発電所を中心に、安定した売電収入を得られることを目的として施設の継続的なメンテナンスを行い、太陽光発電所のオーナー様へ安全・安心・感動を提供し、受注実績を積み上げてきた。契約総容量は前期末1,076.4MWより当期末1,281.6MWと、着実に増加している。施工件数の増加に伴い、契約件数の拡大が期待できる。売上高は19億8100万円(前期比6.5%増)、営業利益6億3300万円(前期比34.1%増)となった。
2025年8月期の連結業績は、売上高が前期比12%増の564億1800万円、営業利益が同24.8%増の132億2100万円を計画。
<引用>
当社は、2024年10月15日10時00分に開示いたしました「2024年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)」について訂正がありました。また、数値データにも訂正がありましたので訂正後の数値データも送信します。
免責文:
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