開示会社:カンセキ(9903)
開示書類:2025年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2025/01/09 15:30
<決算スコア> -0.30
<業績データ>
発表期 2024/11
種別 3Q
売上高(百万円) 26,763
前期比 -0.4% ●
営業利益(百万円) 337
前期比 +186.2% ○
経常利益(百万円) 289
前期比 +166.6% ○
純利益(百万円) 270
前期比 +130.4% ○
予想期(通期) 2025/02
売上高(百万円) 37,000
前期比 +1.8% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 450
前期比 +130.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 420
前期比 +127.7% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 390
前期比 +107.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 20.00
<要約>
2025年2月期3Qの業績は、売上高が前年同期比0.4%減の267億6300万円、営業損益が3億3700万円の黒字(前年同期は3億9100万円の赤字)、経常損益が2億8900万円の黒字(前年同期は4億3400万円の赤字)、最終損益が2億7000万円の黒字(前年同期は8億8800万円の赤字)だった。
SDGs活動の一環として、栃木県との協定に基づく栃木県芳賀郡益子町の「カンセキの森」への植樹会やWILD-1店舗近郊のアウトドアフィールドの清掃ボランティア作業を実施した。営業面では、周年セールの販売促進効果によりホームセンター事業における日用品などの売上が伸長したことや、イベントや外出機会の増加によりWILD-1事業における旅行関連用品や業務スーパーの値ごろ感のある食料品の売上が堅調に推移した。今夏の猛暑、長期間に及ぶ残暑の影響による来店客の落ち込み、ホームセンター事業におけるDIY関連商品の円安を起因とする販売価格の上昇による買い控え、WILD-1事業におけるキャンプ用品が調整局面から抜け出せていないことから業績を下振れさせることとなった。
ホームセンター事業においては、創業50周年に係る販売促進効果により日用品、家庭用品、園芸用品の売上が堅調に推移した。台風・豪雨災害、南海トラフ地震臨時情報の発令、頻発する窃盗・強盗事件などの影響による防災・防犯意識の高まりから、防災・防犯関連商品の売上が大きく伸長した。創業50周年記念で実施した10倍ポイントセールや飲料など低荒利益率商品の売上比率が高まったことから、売上総利益率が低下することとなった。ホームセンター事業の営業収益は、115億円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は、2億5400万円(前年同期比13.5%減)となった。
専門店事業において、業務スーパー店舗では、各種イベント再開など業務需要が回復すると同時に、一般の顧客による利用が継続的に増加した。一部店舗で取り組みを行っている精肉・青果の販売も好調に推移したことから、売上高が前年同期を上回ることとなった。オフハウス店舗では、衣料品の販売が堅調に推移したことや金相場の上昇により、金製品を中心とした宝飾品の売買が好調に推移した。設備面においては、2024年9月に「業務スーパー岡本店(栃木県宇都宮市)」を出店した。専門店事業の営業収益は、85億4400万円(前年同期比7.0%増)、セグメント利益は、6億8000万円(前年同期比21.5%増)となった。
WILD-1事業においては、2024年4月に創業40周年を迎えたことから、他メーカーとコラボした記念商品の販売や各種イベントを開催した。販売面では、キャンプブーム鎮静化による影響から、キャンプ用品の売上は前年同期を下回る水準だったが、新型コロナウイルス行動制限緩和による外出機会の増加により旅行関連用品やハイキング用品の販売は好調に推移した。経費面では、人員の効率的運用による人件費の削減や在庫適正化による倉庫保管料の削減、新規出店費用の抑制等経費削減策を実施した。設備面では、2024年7月に「WILD-1ゆめが丘ソラトス店(神奈川県横浜市)」を出店した。WILD-1事業の営業収益は、68億2800万円(前年同期比8.8%減)、セグメント利益は、3500万円(前年同期は△6億4700万円)となった。
2025年2月期の業績は、売上高が前期比1.8%増の370億円、営業利益が4億5000万円を計画。
免責文:
※東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で開示された書類に基づく情報です。
※一部のお客様は参照文書にリンクできない場合があります。
【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。