開示会社:フロイント(6312)
開示書類:2025年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/01/10 15:00
<決算スコア> +1.26
<業績データ>
発表期 2024/11
種別 3Q
売上高(百万円) 14,920
前期比 +5.3% ○
営業利益(百万円) 336
前期比 +184.7% ○
経常利益(百万円) 373
前期比 +198.4% ○
純利益(百万円) 114
前期比 +111.1% ○
予想期(通期) 2025/02
売上高(百万円) 23,500
前期比 +2.6% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,100
前期比 -13.4% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,100
前期比 -14.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 770
前期比 +0.8% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 25.00
<要約>
2025年2月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比5.3%増の149億2000万円、営業利益が同184%増の3億3600万円、経常利益が同197%増の3億7300万円、純利益が同110.3%増の1億1400万円だった。
医薬品業界においては、社会問題となっている医薬品供給不足を解消するべく、大手メーカーを中心に生産能力を増強する動きが続いている。
医薬品製造プロセスで使用される機械装置の受注・販売を強化するとともに、顧客でこれまで使用されてきた機械装置のメンテナンス・サービスを通じて、医薬品の安定供給に貢献してきた。浜松工場では、医薬品添加剤の更なる需要拡大および安定供給に対応するため新工場を建設することを予定していたが、建設コストが当初想定を大幅に上回ることが判明したため、当該新工場の建設を中止することとした。国内医薬品の安定供給に貢献するため、既存工場内における生産ラインの増設などの代替策を早急に検討していく。海外では、アメリカ、インド、イタリア、中国に日本を加えたグローバル5極体制の連携強化、シナジー創出により、グローバル市場における「FREUND」ブランドのプレゼンス向上に注力している。
機械部門において、国内機械については、受注高は好調であった前年同期と比べると減少したが、順調に納品を進めていることなどにより、売上高が大幅な増加となった。受注残高は高水準を維持している。基幹システムの更新に伴う一時的な費用を第1四半期連結会計期間に計上したことにより、販売管理費は前年同期比で増加したが売上高が増加したことに伴い営業利益となった。在外連結子会社については、前期末に出荷が大幅に増加した反動に加えて、米国における今年度の大型案件の出荷が第4四半期連結会計期間に集中していることもあり、売上高が減少し営業損失となった。売上高は99億9400万円(10.3%増)、セグメント利益は3億9600万円(前年同期は7600万円のセグメント損失)となった。
化成品部門において、医薬品の経口剤に使用される医薬品添加剤については、一部の国内大口ユーザーにおいて医薬品供給不足対応のため、生産能力の振り替えを行っており、製医薬品添加剤の出荷が一時的に制約を受けている。売上高は前年同期を下回った。食品品質保持剤は、大口顧客の一部において事業継続の観点で複数社からの調達に切り替えたことによる影響等を受け売上高は前年同期を下回った。化成品部門でも基幹システムにかかる一時的な費用を第1四半期連結会計期間に計上したため、販売管理費は増加した。売上高は49億2500万円(3.7%減)、セグメント利益は5億4700万円(25.7%減)となった。
2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比2.6%増の235億円、営業利益が同13.4%減の11億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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