開示会社:フロイント(6312)
開示書類:2025年2月期 決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2025/04/11 18:30
<決算スコア> +1.12
<業績データ>
発表期 2025/02
種別 通期
売上高(百万円) 23,397
前期比 +2.2% ○
会社予想比 -0.4% ●
営業利益(百万円) 1,201
前期比 -5.4% ●
会社予想比 +9.2% ○
経常利益(百万円) 1,219
前期比 -5.1% ●
会社予想比 +10.8% ○
純利益(百万円) 637
前期比 -16.6% ●
会社予想比 -17.3% ●
実績年間配当(円) 25.00
予想期(通期) 2026/02
売上高(百万円) 24,500
前期比 +4.7% ○
営業利益(百万円) 1,500
前期比 +24.9% ○
経常利益(百万円) 1,500
前期比 +23.1% ○
純利益(百万円) 1,000
前期比 +57.0% ○
予想年間配当(円) 25.00
<要約>
2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比2.2%増の233億9700万円、営業利益が同5.4%減の12億100万円、経常利益が同5.1%減の12億1900万円、純利益が同16.7%減の6億3700万円だった。
医薬品業界においては、社会問題となっている医薬品供給不足を解消するべく、大手メーカーを中心に新工場建設や老朽化設備の更新など生産能力を増強する動きが続いている。
医薬品製造プロセスで使用される機械装置の受注・販売を強化するとともに、顧客で使用されている機械装置のメンテナンス・サービスを通じて、医薬品の安定供給に貢献してきた。医薬品添加剤の需要拡大および安定供給に対応するため、既存工場内における生産ラインの増設などの検討を継続している。海外ではアメリカ、イタリア、インド、中国に日本を加えたグローバル5極体制の連携強化、シナジー創出によりグローバル市場における「FREUND」ブランドのプレゼンス向上を目指し、一定の成果を上げることができた。
機械部門において、国内では、設備投資需要を背景とした受注に対し、協力会社とともに早期出荷に努め、既存設備のメンテナンス・サービスおよび新技術導入を通じて、医薬品の安定生産に貢献するなど、前年同期比で増収となった。海外については、米国子会社において、期末に向けて着実な出荷を行い、大型案件の受注を獲得できた一方、イタリア子会社においては、新興国での政情不安や顧客における工場建設遅延の影響もあり、売上は前年同期比で減収となった。国内の基幹システムの更新に伴う一時的な費用を第1四半期連結会計期間に計上したこと等の影響もあり、販管費は前年同期比で増加した。売上高は167億5500万円(3.7%増)、セグメント利益は12億4100万円(34.2%増)となった。
化成品部門において、医薬品の経口剤に使用される医薬品添加剤は、一部の国内大口ユーザーにおいて医薬品供給不足対応のため、生産能力の振替を行った影響を受けて、製医薬品添加剤の出荷が一時的に制約を受け、国内は減収となったが、海外売上が復調し、海外売上高は前年同期比で若干の増加にとどまった。食品品質保持剤は、大口顧客の一部において事業継続の観点で複数社からの調達に切り替えたことによる影響等を受け、売上高は前年同期を下回った。化成品部門でも基幹システムにかかる一時的な費用を第1四半期連結会計期間に計上したことにより、販管費は増加した。売上高は66億4100万円(1.5%減)、セグメント利益は8億900万円(22.4%減)となった。
2026年2月期の連結業績は、売上高が前期比4.7%増の245億円、営業利益が同24.8%増の15億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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