開示会社：松　竹(9601)
開示書類：2025年２月期第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/01/14 14:00

<決算スコア> -4.66

<業績データ>
発表期 2024/11
種別 3Q
売上高(百万円) 59,420
前期比 -4.9% ●
営業利益(百万円) 74
前期比 -96.0% ●
経常利益(百万円) -4,196
前期比 -595.4% ●
純利益(百万円) -1,018
前期比 -140.6% ●

予想期(通期) 2025/02
売上高(百万円) 82,400
前期比 -3.5% ●
会社予想比 -5.0% ●
営業利益(百万円) -940
前期比 -126.2% ●
会社予想比 -194.0% ●
経常利益(百万円) -4,940
前期比 -272.4% ●
会社予想比 -73.3% ●
純利益(百万円) -1,870
前期比 -162.0% ●
会社予想比 -222.4% ●
予想年間配当(円) 30.00


＜要約＞
　2025年2月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比4.9%減の594億2000万円、営業利益が同96%減の7400万円、経常損益が41億9600万円の赤字(前年同期は8億4700万円の黒字)、最終損益が10億1800万円の赤字(前年同期は25億500万円の黒字)だった。

　当企業グループは効率化を図り、積極的な営業活動に努めた。

　映像関連事業において、配給は、邦画9作品、洋画6作品、アニメ7作品、シネマ歌舞伎、METライブビューイング、松竹ブロードウェイシネマ等、多様な作品を公開した。「九十歳。何がめでたい」はシニア層を中心に、「あのコはだぁれ?」「Mrs.GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA」は10代から30代を中心に、顧客の支持を集め、興行収入10億円を越えるヒット作となった。2024年1月公開の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は、特別版上映を開始し、興行収入50億円を超える大ヒットとなった。売店部門の強化に注力しており、収益に貢献した。

　演劇事業において、歌舞伎座は、9月の「秀山祭九月大歌舞伎」、10月の「錦秋十月大歌舞伎」では、新作歌舞伎から古典歌舞伎まで幅広い演目で、好成績を収めた。11月は、舞台機構改修に伴い、「ようこそ歌舞伎座へ」を上演、初めて歌舞伎をご覧になる顧客や、インバウンドの顧客も楽しんでいただけるプログラムを提供し、歌舞伎観劇層の裾野を広げることが出来た。売上高は171億2800万円(前年同期比6.2%減)、セグメント損失は11億6900万円(前年同期はセグメント損失8億9100万円)となった。

　不動産賃貸は、入居テナントとの綿密なコミュニケーションと良好な関係構築に努めることで、歌舞伎座タワーや銀座松竹スクエア等主要物件の高稼働により安定収益を確保した。収益向上を目指した資産入れ替えの施策として新規取得した銀座2丁目松竹ビル・同ANNEXも高稼働となった。中長期戦略である東銀座エリアマネジメント活動は、一般社団法人とまちづくり推進協議会に賛同・入会いただく企業も増え、街の賑わい創出イベントを開催する等、地域貢献とエリアの価値向上のための取り組みを強化した。売上高は104億3800万円(前年同期比7.0%増)、セグメント利益は45億5300万円(9.2%増)となった。

　2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比3.5%減の824億円、営業損益が9億4000万円の赤字を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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