開示会社:FFE&C(1775)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/01/29 15:30
<決算スコア> +0.68
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 63,596
前期比 -9.5% ●
営業利益(百万円) 4,371
前期比 +27.9% ○
経常利益(百万円) 4,454
前期比 +26.2% ○
純利益(百万円) 3,045
前期比 +32.9% ○
予想期(通期) 2025/03
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比9.5%減の635億9600万円、営業利益が同27.9%増の43億7100万円、経常利益が同26.2%増の44億5400万円、純利益が同32.8%増の30億4500万円だった。
設備工事業界においては、資機材価格の高騰、納期の長期化及び労働力不足が続く中、生成AIやクラウドサービスの拡大によるデジタル化に向けたデータセンタ関連、再生可能エネルギーを中心とした脱炭素関連、人手不足及び生産性向上に対応するための省力化関連などの設備投資は堅調に推移した。
2024年5月に中期経営計画『Progress E&C 2026』で発表したとおり、事業環境の変化に柔軟に対応しながら、データセンタ向け事業の領域拡大を柱とした環境関連事業の拡大に取り組み、人財の確保と育成に向けた人的資本の増強を図ると同時に、建設業界におけるDX推進の高まりから、研究開発とDXの融合並びに生産性の向上を図るなど経営基盤の強化に努めている。前年同期に注力分野である半導体分野やロボット分野などの大口案件があったことから、受注高757億円(前年同期比7.1%減)、売上高635億円(前年同期比9.5%減)となった。
利益面では、価格転嫁が進捗したこと及び施工管理の強化による採算の改善に努めたことから、営業利益増加、経常利益増加、純利益は、増加と増益となった。
電気設備工事業においては、受注高は554億円(前年同期比3.5%減)、売上高は444億円(前年同期比5.9%減)、営業利益は18億6100万円(前年同期比15.9%増)となった。受注高は前年同期に工作機械メーカーを始めとする民間設備投資及び、送電分野を中心としたプラント設備の大型案件があったことに加え、海外のデータセンタの大型案件があったことから前年同期を下回った。売上高は水処理施設などの社会インフラ案件の減少及び海外案件の計画延伸などにより前年同期を下回った。営業損益は海外の不採算案件があったものの、国内案件において、施工管理の強化による採算の改善に努めたことから前年同期を上回った。
空調設備工事業においては、受注高は189億円(前年同期比16.1%減)、売上高は180億円(前年同期比17.4%減)、営業利益は22億2400万円(前年同期比47.0%増)となった。受注高は前年同期に半導体分野の大型案件があったことなどにより前年同期を下回った。売上高は前年同期にあった大型半導体案件の工事進捗の影響などから前年同期を下回った。営業損益は価格転嫁が進捗したこと及び高採算案件の影響などから前年同期を上回った。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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