開示会社:神 栄(3004)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/01/31 12:00
<決算スコア> -1.84
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 30,144
前期比 -3.0% ●
営業利益(百万円) 1,085
前期比 -27.1% ●
経常利益(百万円) 1,196
前期比 -24.9% ●
純利益(百万円) 1,005
前期比 -21.5% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 40,200
前期比 0.0%
会社予想比 -2.0% ●
営業利益(百万円) 1,350
前期比 -24.7% ●
会社予想比 -22.9% ●
経常利益(百万円) 1,400
前期比 -26.7% ●
会社予想比 -15.2% ●
純利益(百万円) 1,300
前期比 -21.5% ●
会社予想比 -3.7% ●
予想年間配当(円) 90.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3%減の301億4400万円、営業利益が同27.1%減の10億8500万円、経常利益が同24.9%減の11億9600万円、純利益が同21.5%減の10億500万円だった。
2027年3月期までの3年間を対象とする新たな中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」を策定し、本中期経営計画の3年間累計の連結経常利益55億円以上を目標として掲げ、安定した収益確保や総資産の効率的運用により自己資本比率をさらに向上させつつ、資本コストを上回る収益性の維持に取組んでいる。従来の繊維関連を事業開発関連に再編し、社会課題の解決やサステナブルな社会の実現を目指した新規事業および新たなビジネスモデルの開発をこれまで以上に強力に進めるとともに、競争力のある事業ポートフォリオの組成により安定した収益を確保していく。
利益面では、食品関連の冷凍食品分野において、円安の長期化による仕入コスト上昇が続く中、販売価格の調整を進めたことで第3四半期の3か月間での利益率は前年同期や中間期までに比べ改善し、相応の利益計上はできたものの、中間期までの減少額を補うまでには至らず、営業利益は減少、経常利益は減少、純利益は減少となった。
食品関連において、冷凍食品分野では、強みである品質管理体制を活かした医療老健施設向けなど品質管理要求の高いルートへの販売に注力しながら、幅広い業態で回復の動きをみせた需要を取込むべく生産から物流管理にわたるサプライチェーンの安定化による強みを発揮したことで、冷凍野菜・冷凍調理品の販売量は増加したが、価格高騰による消費低迷が続いた冷凍水産加工品の販売不振が影響し、全体として売上は前年並みとなった。農産分野は、円安基調における市場の仕入姿勢の慎重化の動きが継続したことに加え、カシューナッツをはじめとしたナッツ類の価格上昇により販売量が減少したことで、売上・利益ともに減少した。
電子関連において、センサ機器分野では、粒子計測機器や民生用途の湿度センサが堅調に推移したものの、車載用途のホコリセンサ・湿度センサがともに減少したことから、売上・利益ともに減少した。計測・試験機器分野では、吸収分光式水分計測機器の販売が大幅に伸長したことに加え、輸送や梱包に係る各種試験機も増加したことから、売上・利益ともに大幅に増加した。コンデンサ分野では、照明用途や産業機器用途などの減少により、売上・利益ともに大幅に減少した。電子関連の売上高は28億200万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益は2億300万円(前年同期比8.0%増)となった。
物資関連において、機械機器・金属製品分野では、ハードウエアの取扱いが減少した一方で、北米向け等の試験機器の取扱いが増加し売上は横ばいとなったが、建設機械の取扱いが大幅に減少したこともあり、利益は減少した。国内における住宅建設関連においては、集合住宅着工数が増加したこともあり、建築金物・資材分野では建築金物・輸入ガラスともに堅調に推移し売上は増加したが、経費が増加したことにより利益は若干減少した。生活用品分野では、オーラルケア製品と毛材の販売が伸長したことで、売上・利益ともに増加した。物資関連の売上高は27億7700万円(前年同期比9.3%減)、セグメント利益は3億2500万円(前年同期比27.5%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比横ばいの402億円、営業利益が同24.7%減の13億5000万円を計画。
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