開示会社：明電舎(6508)
開示書類：2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時：2025/01/31 15:30

<決算スコア> +4.11

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 191,083
前期比 +3.9% ○
営業利益(百万円) 5,990
前期比 +7682.3% ○
経常利益(百万円) 6,722
前期比 +1485.4% ○
純利益(百万円) 5,931
前期比 +261.4% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 305,000
前期比 +5.9% ○
会社予想比 +1.7% ○
QUICKコンセンサス比 +0.9% ○
営業利益(百万円) 18,500
前期比 +45.3% ○
会社予想比 +15.6% ○
QUICKコンセンサス比 +6.5% ○
経常利益(百万円) 18,500
前期比 +38.2% ○
会社予想比 +19.4% ○
QUICKコンセンサス比 +5.9% ○
純利益(百万円) 14,000
前期比 +24.9% ○
会社予想比 +21.7% ○
QUICKコンセンサス比 +9.2% ○
予想年間配当(円) -


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.9%増の1910億8300万円、営業損益が59億9000万円の黒字(前年同期は7900万円の赤字)、経常利益が67億2200万円(前年同期は4億2400万円)、純利益が同261.3%増の59億3100万円だった。

　国内外における電力インフラに関わる積極的な投資などを背景に、手掛ける重電製品・システムに対する旺盛な需要が継続した。国内の建設分野における人手不足の影響で、民間・公共工事などの一部で進捗が遅れる事例が発現した。前年同期比較については、当該変更を反映した前年同期の数値を用いている。

　電力インフラ事業セグメントにおいては、海外を主体とする変電事業で、旺盛な需要を背景にシンガポールや北米、ドイツの事業の業容が堅調に拡大したことにより、増収増益となった。国内を主体とする電力エネルギー事業においては、水力事業の売上進行が減少する一方で、工場稼働率の向上などにより前年同期比同程度の利益の着地になった。売上高は前年同期比11.7%増の592億1300万円、営業利益は16億2800万円改善の51億4500万円となった。

　社会システム事業セグメントにおいては、社会システム事業及び水インフラ事業で、インフラの老朽化に伴う設備投資が堅調に推移し、部材高騰の影響も緩和傾向にあることから、増収増益となった。電鉄システム事業は、海外案件の売上が減少し、減収減益となった。売上高は前年同期比9.7%増の562億700万円、営業損失は22億6100万円改善の18億2900万円となった。

　産業電子モビリティ事業セグメントにおいては、EV事業で、製品を搭載する車種で販売台数が減少したことから、減収減益となった。電動力ソリューション事業については、減収ながらも価格改定に伴う利益改善などにより、増益となった。一時期の需要の落ち込みから改善傾向が見られる電子機器事業やモビリティT&S事業については、増収増益となった。売上高は前年同期比8.5%減の515億4900万円、営業利益は9億4400万円改善の2億1900万円となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.9%増の3050億円、営業利益が同45.3%増の185億円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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