開示会社:ダイキン(6367)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/05 15:30
<決算スコア> -0.26
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 3,593,224
前期比 +10.1% ○
営業利益(百万円) 318,740
前期比 +4.0% ○
経常利益(百万円) 292,483
前期比 +3.7% ○
純利益(百万円) 186,712
前期比 -3.7% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 4,770,000
前期比 +8.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
営業利益(百万円) 428,000
前期比 +9.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
経常利益(百万円) 392,000
前期比 +10.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.1% ●
純利益(百万円) 267,000
前期比 +2.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 0.0%
予想年間配当(円) 320.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比10.1%増の3兆5932億2400万円、営業利益が同4%増の3187億4000万円、経常利益が同3.7%増の2924億8300万円、純利益が同3.7%減の1867億1200万円だった。
2025年を最終年度とする戦略経営計画「FUSION25」の後半3ヵ年計画(2023~2025年度)の完遂に向けて、成長戦略3テーマ「カーボンニュートラルへの挑戦」「顧客とつながるソリューション事業の推進」「空気価値の創造」をはじめとした重点戦略11テーマの施策展開を加速させ、経済価値・環境価値・社会価値の創出に取り組んでいる。2024年度は、全社収益構造と利益率の改善・向上に取り組むとともに、グループ総合力を結集したグローバル横断での成果創出に取り組んでいる。
空調・冷凍機事業においては、成長するデータセンター及び製造業市場向け機器の拡販を実施したほか、ソリューション事業の拡大と新規買収により、売上高は前年同期を大きく上回った。住宅用空調機器については、インドでの需要拡大や、販売店や消費者への販促施策の展開により、売上高は前年同期を上回った。業務用空調機器については、景気減速に伴いプロジェクトの遅延や投資の見直しが発生する中、販売店の開発・育成により販売を拡大し、売上高は前年同期を上回った。欧州では、前年度より続いている住宅用ヒートポンプ式温水暖房機器の需要の落ち込みはあるものの、業務用空調機器の拡販や、為替のプラス効果もあり、地域全体の売上高は前年同期並みとなった。
フッ素化学製品全体の販売は、半導体・自動車分野を中心にした広範囲での需要低迷、それに伴う流通在庫調整の動きなどがあったが、為替のプラス効果により売上高は前年同期並みとなった。フッ素樹脂は、LAN電線分野での需要低迷や半導体装置向け材料分野での需要悪化により販売が落ち込んだものの、為替のプラス効果により売上高は前年同期並みとなった。フッ素ゴムについては、自動車分野等での流通在庫調整の影響により、売上高は前年同期を下回った。化成品は、表面防汚コーティング剤や半導体プロセス向けエッチング剤の需要が回復したものの、撥水撥油剤や中間体機能材分野での需要悪化により、売上高は前年同期並みとなった。フルオロカーボンガスについては、需要の落ち込みと市況軟化による厳しい環境の中で、拡販と価格維持に努めた結果、売上高は前年同期を上回った。
その他事業において、油機事業では、産業機械用油圧機器は、国内市場及び欧州市場向けの販売が減少したことにより、売上高は前年同期を下回った。建機・車両用油圧機器は、国内市場及び米国市場向けの販売が減少したことにより、売上高は前年同期を下回った。特機事業では、酸素濃縮装置の販売が堅調に推移したことに加え、低酸素システム(酸素濃度をコントロールすることで、高い運動効果が得られる高地空間を再現する機器)の販売も増加し、売上高は前年同期を上回った。電子システム事業では、品質課題の解決・設計開発期間の短縮・コストダウン支援といった顧客ニーズに合致した設計・開発分野向けデータベースシステム『SpaceFinder(スペースファインダー)』と『Smart Innovator(スマートイノベーター)』の拡販に取り組んだが、大口案件の減少などにより、売上高は前年同期を下回った。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.5%増の4兆7700億円、営業利益が同9.1%増の4280億円を計画。
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