開示会社:NOK(7240)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/05 15:30
<決算スコア> +5.73
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 589,106
前期比 +3.8% ○
営業利益(百万円) 31,173
前期比 +77.2% ○
経常利益(百万円) 41,306
前期比 +36.3% ○
純利益(百万円) 28,926
前期比 +36.9% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 755,700
前期比 +0.7% ○
会社予想比 +1.4% ○
QUICKコンセンサス比 +1.3% ○
営業利益(百万円) 35,300
前期比 +54.1% ○
会社予想比 +10.7% ○
QUICKコンセンサス比 +8.1% ○
経常利益(百万円) 45,800
前期比 +13.7% ○
会社予想比 +18.3% ○
QUICKコンセンサス比 +13.9% ○
純利益(百万円) 30,200
前期比 -4.4% ●
会社予想比 +32.5% ○
QUICKコンセンサス比 +21.7% ○
予想年間配当(円) 100.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.8%増の5891億600万円、営業利益が同77.2%増の311億7300万円、経常利益が同36.3%増の413億600万円、純利益が同36.9%増の289億2600万円だった。
前年同期比で、シール事業の売上高は微減、電子部品事業は増収となった。営業利益段階においては、シール事業、電子部品事業ともに増益となった。純利益の計上はあったものの、配当の支払いや保有株式の時価下落にその他有価証券評価差額金が減少したことによるもの。
電子部品事業において、売上高は、為替による押し上げ効果があり、2907億2500万円(前年同期比7.0%増)となった。営業利益は、前年同期の9億3700万円から大幅に増加し、102億9100万円となった。為替影響を除いた売上高は前年同期で微増となった。ハードディスクドライブ向けがデータセンター向けの需要回復等により増加した一方、スマートフォン向け、自動車向けが減少したことによるもの。自動車向けにおいては、グローバルの自動車メーカーに対する電動自動車のバッテリー用途向けの販売が増加したものの、他の用途向けが減少した。売上高の増加ならびに品目構成の変化などにより、営業利益は大幅に増加した。
シール事業においては、売上高は2730億200万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は189億9100万円(前年同期比16.0%増)となった。自動車向けでは、販売の主要な指標である日系自動車の生産台数が前年同期と比較して減少した。日本国内での生産台数の減少に加え、海外では、電気自動車が伸長している中国市場で日系自動車の販売が低調であるほか、ASEANでは主要市場のタイで継続している自動車ローンの厳格化等が自動車需要に影響を与えている。一般産業機械向けでは、欧米のインフレーションや中国の不動産不況などにより、消費や設備投資が影響を受け、需要の低迷が続いている。セグメントの売上高は、為替による押し上げ効果があったことにより、微減にとどまった。売価転嫁等の価格改定活動の推進に加え、原材料価格等の変動費の良化により、営業利益は増加した。
その他事業においては、売上高は253億7800万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は前年同期の2億9700万円から大幅に増加し、18億9500万円となった。資産合計は、9339億8100万円となり、前連結会計年度末対比で183億9800万円の減少となった。保有株式の時価下落等により投資有価証券が減少したことによるもの。負債合計は2,969億8千万円となり、前連結会計年度末対比で163億9600万円の減少となった。未払法人税等が減少したことによるもの。純資産は前連結会計年度末対比で20億100万円減の6,370億円となり、自己資本比率は63.4%となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.7%増の7557億円、営業利益が同54.1%増の353億円を計画。
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