開示会社:エーザイ(4523)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/02/07 12:30
<決算スコア> +0.95
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 601,164
前期比 +9.1% ○
営業利益(百万円) 55,402
前期比 +47.6% ○
経常利益(百万円) 61,086
前期比 +39.8% ○
純利益(百万円) 45,484
前期比 +56.3% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 754,000
前期比 +1.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.2% ●
営業利益(百万円) 53,500
前期比 +0.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.6% ●
経常利益(百万円) 60,000
前期比 -2.9% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.3% ●
純利益(百万円) 43,000
前期比 +1.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.4% ●
予想年間配当(円) 160.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上収益が前年同期比9.1%増の6011億6400万円、営業利益が同47.6%増の554億200万円、経常利益が同39.8%増の610億8600万円、純利益が同56.3%増の454億8400万円だった。
売上収益は、抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」、およびアルツハイマー病(AD)治療剤「レケンビ」が伸長したことにより、増収となった。 販管費は、「レケンビ」に係る販売費の増加や「レンビマ」の売上拡大に伴うMerck &Co., Inc., Rahway, NJ, USA(以下米メルク社)への折半利益の支払いが増加したことに加え、円安の進行の影響により、増加となった。 その他の収益は、抗体薬物複合体farletuzumab ecteribulinに関するBristol Myers Squibb(米国、以下BMS社)との戦略的提携契約の終結に伴い、提携契約締結時にBMS社から受領した預り金の取崩益59億円を計上したことや、販売権の譲渡益を計上したことにより、増加となった。
営業利益は大幅な増益となり、医薬品事業のセグメント利益は2723億円(前年同期比106.3%)となった。
日本医薬品事業においては、 売上収益は1,671億円(前年同期比97.1%)、セグメント利益は587億円(100.0%)となった。売上収益の主な内訳は、医療用医薬品が1492億円(96.8 %) 、一般用医薬品等が179億円(100.3%)だった。2023年6月に、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体「ヒュミラ」の共同販促契約が満了となった影響などにより、減収となった。 品目別売上収益については、ニューロロジー領域で、「デエビゴ」が338億円(前年同期比127.0%)、「フィコンパ」は59億円(110.4%)と大幅に伸長した。2023年12月に新発売した「レケンビ」は83億円(前年同期は0.1億円)となった。オンコロジー領域では、「レンビマ」は106億円(前年同期比86.7%)、抗がん剤「ハラヴェン」は57億円(93.4%)となった。
アメリカス医薬品事業においては、 売上収益は2,093億円(前年同期比121.6%)、セグメント利益は1,210億円(114.4%)となった。 品目別売上収益については、ニューロロジー領域で、「レケンビ」が181億円(前年同期は14億円)、「デエビゴ」が50億円(前年同期比131.0%)と大幅に伸長した。オンコロジー領域では、「レンビマ」が1,755億円(115.4%)と大幅に伸長し、「ハラヴェン」は65億円(70.2%)となった。
中国医薬品事業においては、 売上収益は885億円(前年同期比102.5%)、セグメント利益は440億円(95.7%)となった。 品目別売上収益については、「レンビマ」が192億円(前年同期比91.1%)となった。めまい・平衡障害治療剤「メリスロン」は115億円(112.8%)と伸長した。末梢性神経障害治療剤「メチコバール」は97億円(98.3%)となった。 2024年6月に中国、同年8月に香港において、「レケンビ」を新発売した。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比1.7%増の7540億円、営業利益が同0.2%増の535億円を計画。
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