開示会社:不二製油(2607)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/07 15:30
<決算スコア> -4.18
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 491,888
前期比 +16.7% ○
営業利益(百万円) 504
前期比 -96.1% ●
経常利益(百万円) -2,235
前期比 -119.2% ●
純利益(百万円) -3,230
前期比 -165.0% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 655,000
前期比 +16.1% ○
会社予想比 +1.6% ○
QUICKコンセンサス比 +1.5% ○
営業利益(百万円) 11,000
前期比 -39.6% ●
会社予想比 -53.2% ●
QUICKコンセンサス比 -53.6% ●
経常利益(百万円) 6,700
前期比 -60.1% ●
会社予想比 -63.8% ●
QUICKコンセンサス比 -65.0% ●
純利益(百万円) 2,800
前期比 -57.1% ●
会社予想比 -76.7% ●
QUICKコンセンサス比 -77.0% ●
予想年間配当(円) 52.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比16.7%増の4918億8800万円、営業利益が同96.1%減の5億400万円、経常損益が22億3500万円の赤字(前年同期は116億2900万円の黒字)、最終損益が32億3000万円の赤字(前年同期は49億7200万円の黒字)だった。
BlommerChocolate Company(米国、以下「Blommer」)では、2024年3月22日に公表した構造改革の実行を進めており固定費の削減効果も発生しているが、主原料であるカカオ豆の調達価格の上昇及び関連費用の増加に伴う採算の悪化に加え、カカオ豆の商品先物契約に関して評価損が発生したことにより、営業損失となった。営業利益は、日本、東南アジアの植物性油脂事業や日本、東南アジア及びブラジルの業務用チョコレート事業において価格改定等による採算性の改善が進んだ一方、Blommerにおいて、構造改革の効果はありつつも、カカオ豆の調達価格の上昇及び関連費用の増加に伴う採算悪化、並びにカカオ豆の商品先物契約に関する評価損が発生したことにより、大幅な減益となった。
営業利益の減少に加えて、資金調達コストの上昇に伴う支払利息の増加等により、純利益は純損失となった。
植物性油脂事業においては、売上高は米州における販売数量の減少はあったが、東南アジアでの販売数量の増加及び円安の影響等により増収となった。営業利益は、人件費等の固定費の増加はあるものの、東南アジアや日本を中心としたチョコレート用油脂の販売伸長等により増益となった。
業務用チョコレート事業において、売上高は、原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇や、日本や東南アジア等での販売数量増加、円安の影響等により増収となった。営業利益は、日本や東南アジア等において価格改定による採算性の改善が進んだが、Blommerにおけるカカオ豆の調達価格の上昇及び関連費用の増加に伴う採算悪化、並びにカカオ豆の商品先物契約に関する評価損の発生により、減益となった。
乳化・発酵素材事業において、売上高は、日本での製パン向けの堅調な販売や東南アジアでの販売数量の増加、円安の影響等により増収となった。営業利益は、減価償却費や人件費等の固定費の増加はあるものの、前年同期並みとなった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比16.1%増の6550億円、営業利益が同39.6%減の110億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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