開示会社:ソフトバンク(9434)
開示書類:2025年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/02/10 15:30
<決算スコア> +0.63
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 4,811,463
前期比 +6.6% ○
営業利益(百万円) 821,861
前期比 +12.3% ○
経常利益(百万円) 743,751
前期比 +7.7% ○
純利益(百万円) 436,610
前期比 +7.4% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 6,350,000
前期比 +4.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.8% ●
営業利益(百万円) 950,000
前期比 +8.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.6% ●
純利益(百万円) 510,000
前期比 +4.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.6% ●
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比6.6%増の4兆8114億6300万円、営業利益が同12.3%増の8218億6100万円、経常利益が同7.7%増の7437億5100万円、純利益が同7.4%増の4366億1000万円だった。
ディストリビューション事業は法人向けICT関連商材および継続収入商材の堅調な増加などにより1,604億円、エンタープライズ事業はデジタル化に伴うソリューション需要の増加などにより637億円、コンシューマ事業は物販等売上およびモバイル売上の増加などにより601億円、メディア・EC事業はメディア売上およびコマース売上の増加などにより528億円、ファイナンス事業はPayPay㈱が展開するQRコード決済やクレジットカードの決済取扱高の増加などにより327億円、それぞれ増収となった。メディア・EC事業がLINEヤフーグループにおいて子会社の支配喪失に伴う利益を計上したことや広告売上が増加したことなどにより545億円の増益となったほか、ファイナンス事業が295億円、コンシューマ事業が177億円、エンタープライズ事業が122億円、ディストリビューション事業が36億円、それぞれ増益となった。
営業利益は、全報告セグメントで増益となり、前年同期比899億円(12.3%)増の8219億円となった。前年同期に計上したLINEヤフーグループが保有するWebtoon Entertainment Inc.に対する持分比率の変動に伴う持分変動利益の剥落、および持分法適用関連会社を対象とするプットオプションの評価損の計上があった一方、営業利益が大幅に増加したことによるもの。非支配持分に帰属する純利益は、LINEヤフーグループの純利益が増加したことに伴い、前年同期比121億円(12.6%)増の1081億円となった。
メディア・EC事業の売上高は、前年同期比528億円(4.4%)増の1兆2523億円となった。そのうち、メディアは前年同期比209億円(4.0%)増の5,380億円、コマースは前年同期比202億円(3.3%)増の6,346億円、戦略は前年同期比110億円(17.5%)増の739億円、その他は前年同期比7億円(13.6%)増の57億円となった。営業費用は10,342億円となり、前年同期比で18億円(0.2%)減少した。セキュリティ対策費用の増加、売上高の増加に伴う売上原価の増加、および販促費等の増加があった一方、IPX Corporation、LINE NEXTCorporation、バリューコマース㈱のそれぞれにつき子会社の支配喪失に伴う利益を計上したことによるもの。セグメント利益は前年同期比545億円(33.3%)増の2181億円となった。
エンタープライズ事業の売上高は、前年同期比637億円(10.4%)増の6736億円となった。ソリューション等売上の増加は、WeWork Japan合同会社の事業を承継したことに加え、企業のデジタル化需要をとらえ、クラウドサービス、セキュリティソリューション、IoTソリューションなどの売上が増加したこと、およびCubic Telecom Ltd.の子会社化の影響などによるもの。WeWork Japan合同会社の事業承継やCubic Telecom Ltd.の子会社化による影響、ソリューション等売上の増加に伴う原価の増加、および人件費が増加したことによるもの。
ディストリビューション事業は、変化する市場環境を迅速にとらえた最先端のプロダクトやサービスを提供している。ディストリビューション事業の売上高は、前年同期比1604億円(35.2%)増の6160億円となった。法人向けのICT関連の商材や注力しているクラウドやSaaSなどの継続収入商材の堅調な伸長、AI計算基盤に係るセグメント間取引の影響、およびサポートが終了するWindows 10からの移行に伴うPC売上の増加によるもの。営業費用は5,922億円となり、前年同期比で1,569億円(36.0%)増加した。売上高の増加に伴い売上原価が増加したことによるもの。セグメント利益は、前年同期比36億円(17.5%)増の238億円となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.4%増の6兆3500億円、営業利益が同8.4%増の9500億円を計画。
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