開示会社:朝日ネット(3834)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2025/02/13 15:30
<決算スコア> -0.48
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 9,772
前期比 +7.8% ○
営業利益(百万円) 1,830
前期比 +37.1% ○
経常利益(百万円) 1,841
前期比 +36.8% ○
純利益(百万円) 1,368
前期比 +53.4% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 12,900
前期比 +5.6% ○
会社予想比 +0.8% ○
営業利益(百万円) 2,300
前期比 +17.0% ○
会社予想比 +4.5% ○
経常利益(百万円) 2,300
前期比 +15.8% ○
会社予想比 +4.5% ○
純利益(百万円) 1,610
前期比 +24.9% ○
会社予想比 +4.5% ○
予想年間配当(円) 24.00
<要約>
2025年3月期3Qの業績は、売上高が前年同期比7.8%増の97億7200万円、営業利益が同37%増の18億3000万円、経常利益が同36.7%増の18億4100万円、税引き利益が同53.3%増の13億6800万円だった。
通信業界、教育業界においては、デジタル化(DX)への取り組みによる生産性向上や業務効率化の改善に加え、人手不足を補うために情報通信への先行投資は継続し続けると捉えている。ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)業界においては、2024年9月末のFTTH(光ファイバー)の利用者数は前年同期比77万契約増(1.9%増)の4,072万契約となり増加している。
FTTH契約数のうちNTT東西の卸電気通信役務(サービス卸)を利用して提供される契約数は1,725万契約となっており、FTTH全体契約数に占める割合は前年同期比0.1%減の42.4%となった。1契約あたりのダウンロードトラフィックは、総務省が2024年8月に公開した2024年5月分の集計結果では、固定系ブロードバンド契約者1契約あたりのダウンロードトラフィックが前年同月比104kbps増(15.6%増)の770.6kbps、1か月あたりのダウンロードトラフィックは約241.6GBとなった。マンション入居時にインターネットが備え付けられている契約形態が増加しており、今後も契約数の増加が見込めるマーケットと捉えている。NTT東西のフレッツADSLの提供エリアが縮小したことにより契約数が減少している。
VNE「v6コネクト」の2024年12月末の提携事業者数は10社となった。「v6コネクト」の売上高は前年同期比1億3200万円増(9.0%増)の16億100万円となった。「v6コネクト」はVNO事業者(電気通信事業者)に対してNTT東西が提供するフレッツ光を使ったIPoE方式によるIPv6インターネット接続を卸提供するサービスである。基本料およびVNO事業者が利用したトラフィックに応じた従量課金額を売上として計上する。1点目は提携事業者が取り扱うフレッツ光の回線数増加である。2点目は1回線あたりのトラフィック増加である。全学導入校数は前年同期末比5校減(5.4%減)の88大学となった。「manaba」の売上高は前年同期比2600万円減(5.8%減)の4億2800万円となった。
その他の事業において、「その他」の売上高は前年同期比1100万円減(2.0%減)の5億7000万円となった。VNE「v6コネクト」は、提携事業者との取り扱い通信量が増加したことにより増収となった。ISP「ASAHIネット」は、NTTチャネルやWebチャネルで会員獲得を強化したことでFTTH接続サービス数の契約数が増加し増収となった。教育支援サービス「manaba」は、全学導入校数の減少により減収となった。売上原価は、今後も増加するトラフィックを効率的に処理するためのネットワーク構造の見直しを進めたことで通信費が減少した。販管費は、ISP「ASAHIネット」のインターネット接続契約数の増加に向けて、営業活動量の拡大を目的とした業務委託費、新規会員数に連動する施策やイベント出展、代理店手数料等に投下したことにより増加した。
2025年3月期の業績は、売上高が前期比5.6%増の129億円、営業利益が同17%増の23億円を計画。
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