開示会社:前澤化(7925)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/13 16:00
<決算スコア> -0.40
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 17,845
前期比 -0.3% ●
営業利益(百万円) 1,616
前期比 +20.8% ○
経常利益(百万円) 1,886
前期比 +20.3% ○
純利益(百万円) 1,340
前期比 +28.6% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 24,500
前期比 +2.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,000
前期比 +12.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 2,260
前期比 +9.1% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,450
前期比 +6.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 60.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比0.3%減の178億4500万円、営業利益が同20.7%増の16億1600万円、経常利益が同20.3%増の18億8600万円、純利益が同28.5%増の13億4000万円だった。
上水道・下水道業界及び住宅機器関連業界については、政府による住宅取得支援策や低金利の継続が住宅購入層の需要を一定程度下支えしている状況にはあるが、住宅価格の高騰や将来的な金利上昇リスクの顕在化、税制改正に伴う住宅ローン控除の適用条件の厳格化などによって、消費者マインドの低下が顕著となっており、業績への影響が大きい戸建て住宅の新設住宅着工戸数は、大きな落ち込みで推移するなど厳しい経営環境にある。
2024年5月14日に2024年度から2026年度までの3か年を対象とした中期経営計画「SHIFT 2026」を公表した。住宅需要の低迷が続き戸建て住宅の新設着工戸数が大きく前年割れする厳しい状況のなか、価格改定の実施や「SHIFT 2026」で掲げた各施策の実行により、グループ収益力の強化に努め、利益面では前期を上回る結果となった。
管工機材セグメントについては、重点販売製品として位置付けているビル設備分野、エクステリア分野、災害分野の各製品の拡販と主力製品群の売上確保に努めた。重点販売製品については、主要都市を中心とした大規模な総合展示会などへの出展を通して新たな需要の掘り起こしに注力したこともあり堅調に推移した他、主力製品群においても、原材料価格高騰による影響を軽減すべく実施した価格改定の効果や利益率の高い製品群の販売を戦略的に実行したことによって業績は前期を上回る結果となった。売上高は164億2700万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益15億8700万円(13.0%増)となった。
各種プラスチック成形セグメントについては、収益性を重視した経営の推進を図るため、不採算案件からの撤退や省力化、自動化による固定費削減に努めた。取り組みと並行して新たな収益源を創出するため、自社ブランド製品の販売・新規事業への挑戦を果敢に行った。売上面では前期を下回ったものの利益面では改善した。売上高は8億3400万円(前年同期比10.7%減)、セグメント利益3200万円(28.4%増)となった。
水・環境エンジニアリングセグメントについては、顧客の水処理における「業務の効率化」と「環境保護」を目的とした多様な水処理システムの提案・施工を行うとともに、給排水衛生設備・農業用排水のポンププラントなど、各種工事の施工を行った。売上面では、受注済工事案件の多くが下期後半に集中するため、前期を僅かながら下回る結果となっているが、利益面についてはこれまで課題となっている民需の工事案件の収益性が改善したことにより、前期を上回る結果となった。売上高は7億500万円(前年同期比0.8%減)、セグメント利益500万円(前年同期は7600万円のセグメント損失)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.4%増の245億円、営業利益が同12.8%増の20億円を計画。
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