開示会社:ひらまつ(2764)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/13 16:00
<決算スコア> -0.71
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 8,422
前期比 -20.9% ●
営業利益(百万円) 309
前期比 -20.6% ●
経常利益(百万円) 233
前期比 -29.8% ●
純利益(百万円) 2,031
前期比 +590.8% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 10,441
前期比 -24.7% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 280
前期比 +5.3% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 217
前期比 +24.0% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,609
前期比 +1151.6% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比20.9%減の84億2200万円、営業利益が同20.5%減の3億900万円、経常利益が同29.8%減の2億3300万円、純利益が同590.9%増の20億3100万円だった。
各事業において顧客に寄り添った価値提供をさらに深め、新たな機会の創出による集客拡大や単価向上を目指し、徹底した工夫と施策を重ねてきた。ホテルを中心にインバウンド需要の積極的な取り込みを進め、その拡大に注力した。各事業の売上は堅調に推移した。2024年7月1日付でホテル資産を譲渡し、対象ホテルの運営受託(MC契約)を開始した。人員不足を補うための採用コストや残業代の増加に加え、生産性向上を目的としたシステム投資を一部前倒しで実施した結果、費用が計画を上回った。営業利益、経常利益は計画並びに前年同期を下回る結果となった。
利益面では、増収効果に加え、高騰する原材料やエネルギーコストの影響を適切にコントロールしたことで一定の増益要因があった。ホテル資産譲渡に伴う特別利益の計上により、当期利益は前年同期比で大幅に増加した。
第3四半期連結累計期間におけるレストラン事業の売上高は69億8500万円(前年同期比0.8%増、計画比1.4%増)、営業利益は8億3600万円(前年同期比2.5%減、計画比14.2%増)となった。最大の商盛期である第3四半期には、「クリスマス」や「年末」に向けた各種企画を早期に市場へ投入し、計画的な集客を推進したことに加え、提携する海外ブランドのシェフ3名を招いたガラディナーを開催するなど、ならではの施策を展開し、集客力の強化を図った。利益面においては、増収効果に加え、各種コストの適切な管理により営業利益は計画を上回った。前年同期比では、退店に伴う減収の影響に加え、人員不足を補うための採用コストや残業代の増加が負担となり、減益となった。
各ホテルでは、地産地消の料理に加え、地域と連携した商品の開発を推進し、魅力的な体験価値の提案を強化した結果、リピート率が向上し、安定した予約の確保につながっている。長引く猛暑の影響で夏から初秋にかけて集客が伸び悩んだほか、週末に相次いだ台風や豪雨によるキャンセルも発生したが、商盛期となる秋から年末に向けた各種施策を早期に市場へ投入し、販売を強化したことに加え、法人営業を強化し、富裕層団体利用を取り込んだことで稼働率および単価が上昇し、売上は堅調に推移した。利益面では、増収効果により営業損益は計画比で損失が改善したが、前年同期比では、前期から進めてきた人員増強に伴う人件費の増加などに加え、2024年7月1日以降のホテル事業の収益を運営受託報酬としてその他セグメントに計上した影響が重なり、営業損失となった。
第3四半期連結累計期間におけるその他の売上高は5億2600万円(前年同期比14.9%増)、営業利益は1億8300万円(前年同期比203.7%増)となった。連結子会社との内部取引にかかる調整額を除いた実績は、売上高4億800万円(前年同期比39.8%増)、営業利益1億8500万円(前年同期比236.6%増)となっている。新規事業分野であるライセンスビジネスやマネジメントビジネスにおいても、「カフェ・ミケランジェロ」のライセンス1号店「アルベルゴ・カフェ・ミケランジェロ」の業務受託に加え、世界最多のミシュラン星を獲得するシェフ、アンヌ=ソフィー・ピック氏が監修する「カフェディオールバイアンヌ=ソフィー・ピック」の業務受託を開始したことで、売上は計画・前年同期をともに上回った。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比24.7%減の104億4100万円、営業利益が同5.2%増の2億8000万円を計画。
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