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サッポロHD(2501) 通期決算発表 決算スコア:+1.35

記事公開日 2025/2/14 15:00 最終更新日 2025/2/14 15:00

開示会社:サッポロHD(2501)
開示書類:2024年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/02/14 15:00

<決算スコア> +1.35

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 通期
売上高(百万円) 530,783
前期比 +2.3% ○
会社予想比 +0.1% ○
QUICKコンセンサス比 +0.9% ○
営業利益(百万円) 10,416
前期比 -11.9% ●
会社予想比 -0.8% ●
経常利益(百万円) 11,576
前期比 -4.7% ●
QUICKコンセンサス比 -30.9% ●
純利益(百万円) 7,714
前期比 -11.6% ●
会社予想比 +2.9% ○
QUICKコンセンサス比 -27.6% ●
実績年間配当(円) 52.00

予想期(通期) 2025/12
売上高(百万円) 532,000
前期比 +0.2% ○
QUICKコンセンサス比 -0.4% ●
営業利益(百万円) 20,000
前期比 +92.0% ○
純利益(百万円) 11,000
前期比 +42.6% ○
QUICKコンセンサス比 -13.4% ●
予想年間配当(円) 60.00


<要約>
 2024年12月期の連結業績は、売上収益が前期比2.3%増の5307億8300万円、営業利益が同11.9%減の104億1600万円、経常利益が115億7600万円(前の期は121億円)、純利益が同11.6%減の77億1400万円だった。

 地政学リスクの高まりや円安進行、原材料やエネルギー高騰に伴う物価上昇、「物流の2024年問題(ドライバーの時間外労働の規制強化)」の影響により消費者の生活防衛意識が高まることが懸念される等、依然として先行きは不透明な状況が継続している。「中期経営計画(2023~26)」の2年目として、構造改革の断行と成長の加速により更なる収益力強化に向けた取り組みを進め、着実な成果をあげている。

 連結営業利益及び純利益は、連結事業利益増加による影響があった一方で、「STONEBREWING CO., LLC(以下、Stone社)」の株式を取得した際に生じたのれんの減損損失を計上したことにより、前期から減益となった。

 酒類事業において、事業利益は、カナダの市況悪化やアメリカのクラフトビール市場の軟化はあるものの、国内酒類の増収効果により前期から増益となった。営業利益は、事業利益増加の一方、Stone社の株式を取得した際に生じたのれんの減損損失を計上したことにより前期から減益となった。発泡酒(含む発泡酒②)が前年の酒税改正における駆け込み需要の反動減の影響を受けた一方で、「サッポロ生ビール黒ラベル」の缶製品の売上数量は前期比117%と好調に推移したことにより、国内におけるビール類合計の売上数量は、前年比100%になった。価格改定や来店客の回復、インバウンド層やシニア層の獲得により、外食事業の既存店売上高は前期比で107%となった。

 食品飲料事業において、売上収益は、国内市場における商品改廃や海外飲料の輸出売上減少等の影響により前期から減収となった。事業利益は、原材料高騰の影響を受けたものの、コスト構造改革による効果が寄与したことや前年の海外飲料における滞留債権に対する貸倒引当金計上の反動等により、食品飲料事業全体では前期から増益となった。営業利益は、国内食品飲料における固定資産の減損損失戻入益や土地売却益等の計上により、前期から増益となった。国内の飲料総需要は、前期比99%と推定される。シンガポールでは、インフレの継続により市場全体の需要がやや低下しており、売上金額は前期比95%となった。注力エリアであるマレーシアでは、製品カテゴリーやエリアを絞った販売活動と継続的な販売体制の改善を並行して行ったことにより、売上金額は前期比118%(現地通貨ベース)となった。

 不動産事業において、首都圏のオフィス賃貸市場では、稼働率および平均賃料水準は回復傾向にあり、都心5区の中でも渋谷区のオフィス空室率は他区と比較して低く、賃料も上昇傾向にある。売上収益は、「恵比寿ガーデンプレイス」のオフィス稼働率の向上、インバウンド需要の継続による「サッポロファクトリー」のアウトドアブランド商品の需要増、および催事イベントの好調、私募ファンドへのエクイティ投資による配当収入等により、前期から増収となった。事業利益は、人件費高騰等による管理費用増加や、2024年1月にオープンした「ホテル創成札幌Mギャラリーコレクション」の開業コストの計上がある一方、売上収益の増収効果により前期から増益となった。営業利益は、2023年の不動産売却益の反動等により、前期から減益となった。

 2025年12月期の連結業績は、売上収益が前期比0.2%増の5320億円、営業利益が同92%増の200億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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