開示会社：平田機工(6258)
開示書類：2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/02/14 15:30

<決算スコア> -5.72

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 62,323
前期比 +2.2% ○
営業利益(百万円) 4,693
前期比 -20.5% ●
経常利益(百万円) 4,502
前期比 -26.2% ●
純利益(百万円) 2,939
前期比 -36.8% ●

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 89,000
前期比 +7.4% ○
会社予想比 -11.0% ●
QUICKコンセンサス比 -7.5% ●
営業利益(百万円) 6,400
前期比 +5.8% ○
会社予想比 -14.7% ●
QUICKコンセンサス比 -13.4% ●
経常利益(百万円) 6,200
前期比 -0.9% ●
会社予想比 -15.1% ●
QUICKコンセンサス比 -14.9% ●
純利益(百万円) 4,200
前期比 -3.3% ●
会社予想比 -10.6% ●
QUICKコンセンサス比 -13.6% ●
予想年間配当(円) 120.00


＜要約＞
　2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比2.2%増の623億2300万円、営業利益が同20.5%減の46億9300万円、経常利益が同26.2%減の45億200万円、純利益が同36.7%減の29億3900万円だった。

　当連結会計年度を最終年度とする中期経営計画(2022年度～2024年度)において、「成長市場でのビジネス拡大」、「グローバル企業としての競争力強化」、「ESG経営の取組み強化」、「ニューノーマル時代に即した経営の実現」という4つの基本方針を掲げている。自動車関連の電気自動車(EV)向け生産設備や内燃機関向け生産設備の売上高が底堅く推移したことに加え、半導体関連のウェーハ搬送設備も売上高を伸ばしたことで、前年同期から増収となった。利益面では、半導体関連やその他自動省力機器の利益率が悪化したことで、前年同期から減益となった。

　自動車関連においては、EV市場の需要拡大が鈍化傾向にある中、バッテリー充放電関連設備を前期から継続的に受注するなど、EV向け生産設備の売上高が底堅く推移したことで、売上高・利益ともに堅調に推移した。内燃機関向け生産設備の売上高も好調を維持しており、前年同期から増加した。売上高は300億6100万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は26億8800万円(前年同期比40.2%増)となった。

　半導体関連においては、生成AI(人工知能)の普及などによって半導体需要が回復基調にある中、ウェーハ搬送設備の売上高は堅調に推移した。利益面では、採算性の高い案件が減少したことで、前年同期から減益となった。売上高は214億900万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は25億4400万円(前年同期比30.3%減)となった。

　その他自動省力機器においては、自動省力機器で、フラットパネルディスプレイ(FPD)関連やタイヤ等の物流関連への設備投資が減少したことにより、売上高・利益ともに低調に推移した。売上高は93億1900万円(前年同期比23.4%減)、営業損失は5億2500万円(前年同期は3億7500万円の営業利益)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比7.4%増の890億円、営業利益が同5.8%増の64億円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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