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三菱紙(3864) 3Q決算発表 決算スコア:-3.69

記事公開日 2025/2/14 15:30 最終更新日 2025/2/14 15:30

開示会社:三菱紙(3864)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/14 15:30

<決算スコア> -3.69

<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 132,655
前期比 -8.3% ●
営業利益(百万円) 2,413
前期比 -16.3% ●
経常利益(百万円) 2,704
前期比 -37.6% ●
純利益(百万円) 2,401
前期比 +623.1% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 180,000
前期比 -7.0% ●
会社予想比 -8.6% ●
営業利益(百万円) 4,500
前期比 -16.8% ●
会社予想比 -43.8% ●
経常利益(百万円) 4,500
前期比 -36.6% ●
会社予想比 -43.8% ●
純利益(百万円) 4,500
前期比 +7.9% ○
会社予想比 -43.8% ●
予想年間配当(円) 15.00


<要約>
 2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.3%減の1326億5500万円、営業利益が同16.3%減の24億1300万円、経常利益が同37.6%減の27億400万円、最終損益が24億100万円の黒字(前年同期は4億5900万円の赤字)だった。

 生産性向上やコスト削減に取り組み販売面では新製品の拡販に努めた。2024年4月1日付及び7月1日付でへの子会社の統合、子会社間の統合のグループ組織再編を実行し、効率化を進めた。継続してグループの組織変革を進め、収益性向上とコーポレートガバナンスの強化を図る。老朽化が進行した高砂工場生産設備に加え、需要減少により稼働率が低下していた北上工場生産設備の停機を決定、生産効率の高いマシンへと集約し固定費削減と生産効率改善を進めている。損益面では、グループ組織再編による労務費削減等のコストダウン効果はあったものの、紙素材の国内向け・機能商品の輸出向け・ドイツ事業の数量減の影響等により、連結営業利益は減少、連結経常利益は減少となった。

 機能商品事業においては、感熱紙はPOS市場用途の需要取り込みにより販売数量、販売金額ともに前年を上回った。情報用紙関連製品ではノーカーボン紙、PPC用紙は需要減少により販売数量、販売金額ともに前年を下回った。イメージング関連製品では、インクジェット関連で画像出力や印刷向け需要減少の影響により、販売数量、販売金額ともに前年を下回った。機能材関連製品では、蓄電デバイス用セパレータ、ガラス繊維不織布の販売金額は前年を上回った。テープ原紙は国内外向けともに堅調に推移し、販売数量、販売金額ともに前年を上回った。水処理膜基材は、中国市場において競合他社の価格攻勢による競争激化により販売金額は前年を下回った。ドイツ事業は、フレンスブルク工場売却並びに想定よりもドイツを含め欧州経済の低迷が長引いていることや海外製品流入による市況悪化により、販売数量、販売金額ともに前年を下回った。

 紙素材事業において、印刷用紙では、国内市場において製品価格の改定を進めたが、需要の減少傾向が継続しており、販売金額は前年を下回った。市販パルプについては、国内向け製品価格改定が浸透し、輸出向け販売数量を拡大した結果、販売金額は前年を上回った。紙素材事業は減収減益となった。現在取り組んでいる製品価格改定の浸透に加え、印刷用紙に関しては、需要動向に応じた生産体制の最適化と在庫水準の適正化の取り組みを継続するとともに、市販パルプでは市況の動向を踏まえた有利銘柄の拡販に注力していく。持続可能社会への意識の高まりを背景に、包装紙では国内外問わず脱プラ・減プラ需要を取り込みユーザーニーズに合わせた製品を増販していくとともに、引き合いが強い国産材100%パルプの供給体制を整備していく。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比7%減の1800億円、営業利益が同16.8%減の45億円を計画。



免責文:
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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。

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