開示会社:TREHD(9247)
開示書類:2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/02/14 15:30
<決算スコア> -0.10
<業績データ>
発表期 2024/12
種別 3Q
売上高(百万円) 87,003
前期比 +26.7% ○
営業利益(百万円) 15,559
前期比 +191.7% ○
経常利益(百万円) 15,255
前期比 +192.4% ○
純利益(百万円) 10,406
前期比 +204.4% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 110,000
前期比 +18.5% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 20,500
前期比 +163.9% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 20,000
前期比 +156.8% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 10,800
前期比 +198.1% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 45.00
<要約>
2025年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比26.7%増の870億300万円、営業利益が同191.7%増の155億5900万円、経常利益が同192.4%増の152億5500万円、純利益が同204.3%増の104億600万円だった。
グループと関連の高い建設業界については、建設需要は旺盛ながらも採算性や工期を見極めて慎重に受注活動を進めていることから、建設工事受注高はやや低調に推移している。
首都圏を中心とする建設系廃棄物リサイクルにおいても、資材価格上昇や燃料費、労務費増加といった影響を受けたが、廃棄物の付加価値化、製品化などに継続して取り組んでいる。その他の事業においても、グループ内において相乗効果を図る製品開発、研究開発、クロスセリング等に努めている。
廃棄物処理・再資源化事業においては、(株)タケエイの建設系廃棄物処理・リサイクルで、2024年1月に発生した2024年能登半島地震に伴う災害廃棄物の処理支援事業の寄与が大きく、公費解体が石川県の計画を上回って推移したこともあり、前第3四半期連結累計期間に比べ増収増益となった。廃石膏ボードの再資源化を行う(株)ギプロ、(株)グリーンアローズ関東、(株)グリーンアローズ東北は、搬入量の低調が続いたことなどが影響し、減収減益となった。2024年1月より連結対象となったペットボトルリサイクルを行う(株)タッグは、製品売上の増加などにより好調を維持している。管理型最終処分場を運営する(株)北陸環境サービスは、2024年2月より開始した災害廃棄物の受入が継続していることに加え、通常の産業廃棄物の受入も順調に推移し、増収増益となった。
資源リサイクル事業において、鉄・非鉄スクラップの仕入・加工・販売を行うスプレッド事業では、前第3四半期連結累計期間に比べ工場発生屑の取扱量が増加した。建設解体屑の取扱量が微減となり、使用済自動車においては新車登録台数の減少などにより市中発生が減少したことに加え、仕入れ競争の激化などから取扱量も減少した。鉄スクラップ価格が前年同期間の平均と比較して低位であったことに加え、スプレッド事業における取扱量の減少などの影響によって減収となったが、非鉄含有量の多い複合素材品の取扱量が増加したことや、設備修繕による稼働率の向上や各種選別ラインを活用した再資源化の徹底、非鉄相場が高位であったことなどが奏功し、増益となった。売上高は322億6500万円(前年同期比0.7%減)となり、セグメント利益は26億700万円(前年同期比23.6%増)となった。
再生可能エネルギー事業において、タケエイグリーンリサイクルは、緊急の修繕を実施するなど、安定稼働に課題を抱えているが、稼働日数の増加に伴い発電量は前第3四半期連結累計期間比で増加したため増収となった。燃料費や修繕費の増加等により赤字幅が拡大した。同社は2024年9月に発生した奥能登豪雨によって発生した流木の受入を開始している。タケエイ林業は、住宅需要の変動によって製材所や合板工場における原木等のニーズが安定せず販売価格や排出量が安定しなかったことや、降雪の影響などから減収、営業損失となった。売上高は102億4200万円(前年同期比2.8%減)となり、セグメント損失は4700万円(前年同期はセグメント利益6億7200万円)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比18.5%増の1100億円、営業利益が同163.9%増の205億円を計画。
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