開示会社：ﾊｳｽ食G(2810)
開示書類：特別損失（減損損失）の計上および業績予想の修正に関するお知らせ
開示日時：2025/02/21 15:00

<決算スコア> -1.02

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 316,000
前期比 +5.5% ○
会社予想比 -1.3% ●
QUICKコンセンサス比 -0.6% ●
営業利益(百万円) 20,000
前期比 +2.7% ○
会社予想比 -4.8% ●
QUICKコンセンサス比 -4.5% ●
経常利益(百万円) 21,500
前期比 +2.0% ○
会社予想比 -2.3% ●
QUICKコンセンサス比 -5.5% ●
純利益(百万円) 12,300
前期比 -30.0% ●
会社予想比 -7.5% ●
QUICKコンセンサス比 -8.6% ●
予想年間配当(円) 48.00


＜要約＞
　売上高、営業利益、経常利益については、その他食品関連事業セグメントにおける業績悪化等の影響により前回発表予想を下回る見込みである。

　純利益については、特別損失の計上があるものの、投資有価証券の売却による特別利益の計上により、前回発表予想を下回る見込みではあるが影響は限定的となる見込みである。


＜引用＞
当社は、2025年3月期第4四半期連結会計期間において、特別損失を計上する見込みとなりました。併せて、2025年3月期連結業績予想を修正いたしました。

＜引用詳細＞
減損損失の計上
当社は、2022年9月に当社の連結子会社であるハウスフーズホールディングUSA社(本社:米国カリフォルニア州、社長:堂上貴幸)が豆腐、PBF領域における製品ポートフォリオの拡充、最適な生産供給、販売体制の構築による中長期的な事業成長を目的に米国の豆腐および植物由来製品(以下「PBF」)製造企業のキーストーンナチュラルホールディングス社(以下「キーストーン社」)を完全子会社化いたしました。同社の完全子会社化後は、米国で豆腐事業を展開するハウスフーズアメリカ社と連携し、主に物流や販売活動に関するコスト面を中心としたシナジーを創出してまいりました。しかしながら、米国内の物価上昇による消費者志向の変化を受けてキーストーン社は高価格帯PBF製品を中心に販売が苦戦しており、当期は収益性が低下しております。この状況を踏まえて現在の事業計画の実現可能性を慎重に検討した結果、株式取得時の計画と比較して回収可能価額が低下したため、キーストーン社ののれんに関する減損損失約46億円を特別損失として計上する見込みとなりました。当社は大豆系バリューチェーンとしての経営基盤確立に向けて、2025年1月に米国豆腐事業の組織再編を実施いたしました。ハウスフーズホールディングUSA社を事業持株会社として機能させるべく、キーストーン社を含む米国豆腐事業各社の戦略機能や販売・マーケティング機能を同社に統合しております。今後は同体制のもと、製品毎の損益マネジメントを強化し、継続的なコスト最適化、強みを生かせる製品での売上拡大を図ることで、収益力の向上を図ってまいります。

＜業績予想修正＞
売上高、営業利益、経常利益につきましては、主にその他食品関連事業セグメントにおける業績悪化等の影響により前回発表予想を下回る見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前述の特別損失の計上があるものの、投資有価証券の売却による特別利益の計上により、前回発表予想を下回る見込みではありますが影響は限定的となる見込みです。
なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正はございません。



免責文：
※東京証券取引所のTDnet（適時開示情報閲覧サービス）で開示された書類に基づく情報です。
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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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