開示会社：ナレルＧ(9163)
開示書類：2025年10月期　第１四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕(連結)
開示日時：2025/03/13 15:30

<決算スコア> +1.72

<業績データ>
発表期 2025/01
種別 1Q
売上高(百万円) 5,892
前期比 +18.1% ○
営業利益(百万円) 900
前期比 +21.0% ○
経常利益(百万円) 883
前期比 +20.6% ○
純利益(百万円) 649
前期比 +25.8% ○

予想期(通期) 2025/10
売上高(百万円) 25,650
前期比 +18.7% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 3,310
前期比 +6.4% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,220
前期比 +5.3% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 2,330
前期比 +6.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 115.00

予想期(半期) 2025/04
売上高(百万円) 11,980
前期比 +17.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,230
前期比 -7.7% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,200
前期比 -8.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 870
前期比 -5.7% ●
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 55.00


＜要約＞
　2025年10月期1Qの連結業績は、売上収益が前年同期比18.2%増の58億9200万円、営業利益が同20.9%増の9億円、経常利益が同20.6%増の8億8300万円、純利益が同25.9%増の6億4900万円だった。

　技術者を派遣する建設業界については、公共投資の底堅い推移と民間設備投資の持ち直しの動きがみられたことから、需要は堅調に推移した。

　建設ソリューション事業・ITソリューション事業ともに技術者の在籍人数と稼働人数が伸長したことに加え、技術者の契約単価も上昇したことから、売上収益は増加となった。営業利益は、営業力や採用力の強化のために積極的な人材採用を実行したことから販管費が増加したものの、増収効果が大きく、増加となった。

　建設ソリューション事業においては、建設技術者派遣を展開する株式会社ワールドコーポレーションの技術者の在籍人数は3,273人(前連結会計年度末比444人増加)、月次平均稼働率(研修生除く)は95.4%(前年同期比0.3pt改善)となった。技術者の契約単価の交渉を継続したことにより、月次平均契約単価は51万6000円(1万2000円増加)となった。採用環境が厳しさを増す中、計画した採用人数を確保できなかったことから在籍人数は計画をやや下回ったものの、単価交渉を含めた営業活動や技術者のキャリア支援の施策が奏功し、稼働人数は計画水準で推移した。同事業の売上収益は52億7300万円(前第1四半期連結累計期間比18.8%増)、セグメント利益は7億4600万円(20.8%増)となった。

　ITソリューション事業においては、ITエンジニアの派遣を展開する株式会社ATJCの技術者の在籍人数は411人(前年同期比39人増加)、月次平均稼働率は93.3%(前年同期比2.9pt悪化)となった。月次平均契約単価は51万7000円(1万4000円増加)となった。技術者の在籍人数と稼働人数は計画水準で推移した一方で、一時的な退職者の増加もあり計画した退職率の低減には至らなかった。建設ソリューション事業同様に、退職率を適正化していくことは重要な課題と認識している。同事業の売上収益は6億1800万円(前第1四半期連結累計期間比13.0%増)、セグメント利益は4100万円(9.1%増)となった。

　2025年10月期の連結業績は、売上収益が前期比18.7%増の256億5000万円、営業利益が同6.4%増の33億1000万円を計画。



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