開示会社:アスクル(2678)
開示書類:2025年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/03/18 15:30
<決算スコア> -4.26
<業績データ>
発表期 2025/02
種別 3Q
売上高(百万円) 358,833
前期比 +2.5% ○
営業利益(百万円) 9,801
前期比 -21.5% ●
経常利益(百万円) 9,656
前期比 -21.4% ●
純利益(百万円) 6,110
前期比 -62.2% ●
予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 480,000
前期比 +1.8% ○
会社予想比 -4.0% ●
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
営業利益(百万円) 14,000
前期比 -17.4% ●
会社予想比 -22.2% ●
QUICKコンセンサス比 -14.1% ●
経常利益(百万円) 13,700
前期比 -17.9% ●
会社予想比 -22.6% ●
QUICKコンセンサス比 -14.0% ●
純利益(百万円) 8,500
前期比 -55.6% ●
会社予想比 -24.1% ●
QUICKコンセンサス比 -17.5% ●
予想年間配当(円) 38.00
<要約>
2025年5月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比2.5%増の3588億3300万円、営業利益が同21.6%減の98億100万円、経常利益が同21.4%減の96億5600万円、純利益が同62.2%減の61億1000万円だった。
当連結会計年度が中期経営計画(2022年5月期~2025年5月期)の最終年度にあたり、売上高、営業利益ともに過去最高額の更新を目指してきた。ASKUL事業における顧客数の減少および従来型オフィス商材の需要の伸び悩みを背景に売上高成長率が鈍化したが、現在、売上高成長の回復を図るためDXによる価格適正化や顧客ニーズに応える品揃え拡大、オリジナル商品の強化等に取り組んでおり、施策の実行スピードを加速させていく。
eコマース事業においては、「ASKUL事業」はBtoB事業、「LOHACO事業」はBtoC事業、「グループ会社・内部取引消去」は、BtoB事業とBtoC事業の両事業になる。eコマース事業については、売上高は、3524億9700万円(前年同期比2.7%増)といずれの事業も堅調に伸長した。改善しているものの為替影響等による売上総利益率の低下に加えて、2026年5月期の期初に稼働予定の「ASKUL関東DC」に係る地代家賃の固定費の増加等もあり、営業利益は99億5600万円(前年同期比21.0%減)となり、増収減益となった。
ロジスティクス事業において、ASKUL LOGIST株式会社のグループ外の物流業務受託の売上高は減収となった。サービス価格の見直しや生産性の向上等により採算性の改善を進めたものの、減収を吸収するには至らず、減益となった。売上高は58億7500万円(前年同期比6.2%減)、営業損失は1億8100万円(前年同期は営業損失1億1500万円)となっている。
その他の事業において、嬬恋銘水株式会社での飲料水の販売が新商品を含め堅調に推移した。営業利益は生産性の向上により大幅な増益となった。売上高は14億6700万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は6600万円(前年同期比170.4%増)となっている。
2025年5月期の連結業績は、売上高が前期比1.8%増の4800億円、営業利益が同17.4%減の140億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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