開示会社：ﾔﾏｼﾀﾍﾙｹｱ(9265)
開示書類：2025年５月期第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/03/31 16:00

<決算スコア> -0.24

<業績データ>
発表期 2025/02
種別 3Q
売上高(百万円) 47,552
前期比 +4.8% ○
営業利益(百万円) 714
前期比 -14.0% ●
経常利益(百万円) 759
前期比 -12.9% ●
純利益(百万円) 461
前期比 +4.3% ○

予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 67,319
前期比 +9.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 771
前期比 -20.3% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 821
前期比 -19.5% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 509
前期比 -12.2% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 61.00


＜要約＞
　2025年5月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増の475億5200万円、営業利益が同13.9%減の7億1400万円、経常利益が同12.8%減の7億5900万円、純利益が同4.3%増の4億6100万円だった。

　医療業界においては、高齢化の進展に伴う医療需要の増加が期待される中、政府による医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進策が進められ、医療機関の設備更新や最新技術導入の後押しとなっている。

　中核事業である医療機器販売業においては、放射線機器等の設備投資需要が前年同期よりも増加したことや、検査・手術件数の増加により診療材料等の医療機器消耗品の需要が増加したこと等に伴い、売上高は増加となった。利益面においては、実施した賃上げによる人件費の増加や物流コスト上昇、事業子会社であるマイクロソニック株式会社にて開発中の超音波画像診断装置「ブレストスキャン」にかかる研究開発費の計上等による販管費の増加により、営業利益は減少、経常利益は減少となった。

　純利益については、前年同期に計上された減損損失による特別損失が今期は発生しなかったことから、増加となった。

　医療機器販売業のうち一般機器分野では、一般医療機器備品や放射線診断装置及び超音波診断装置の売上により67億3400万円(前年同四半期比5.5%増)となった。一般消耗品分野では、汎用消耗品及び手術関連消耗品の売上により192億2600万円(前年同四半期比4.0%増)となった。内視鏡、サージカル、循環器等により構成される低侵襲治療分野では、電子内視鏡手術システム等の内視鏡備品や、腹腔鏡システム等のサージカル備品、血管内治療、内視鏡関連消耗品の売上により108億1000万円(前年同四半期比1.1%増)となった。整形、理化学、眼科、皮膚・形成、透析により構成される専門分野では、眼科関連機器や整形外科関連の売上により95億4900万円(前年同四半期比9.7%増)となった。

　医療機器製造・販売業においては、グループ開発製品である整形外科用インプラントの製造・販売、および超音波を用いた医療用機器等の開発、販売を行っており、売上高は1億6900万円(前年同四半期比19.1%減)、セグメント損失は1億1400万円(前年同四半期は200万円のセグメント利益)となった。

　医療モール事業においては、賃料収入により売上高は5300万円(前年同四半期比4.8%増)、セグメント利益は100万円(前年同四半期比59.3%増)となった。

　2025年5月期の連結業績は、売上高が前期比9.4%増の673億1900万円、営業利益が同20.2%減の7億7100万円を計画。



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