開示会社:GENDA(9166)
開示書類:当社連結子会社によるPlayer One Amusement Group Inc.を傘下に有するPixel Intermediate Holding Corporationの株式の取得(連結子会社化)に関するお知らせ
開示日時:2025/04/09 15:45
<引用>
株式会社GENDA(本社:東京都港区、代表取締役会長:片岡尚、代表取締役社長:申真衣)及びグループ会社は、当社の連結子会社であるKiddleton,Inc.(本社:米国テキサス州ダラス、President&CEO:伊与田篤)が、アミューズメント施設の運営等を行うPlayerOneAmusementGroupInc.(本社:カナダオンタリオ州)等をグループ企業に持つPixelIntermediateHoldingCorporation(本社:米国デラウェア州ウィルミントン)の株式の100%を取得し、連結子会社とすることについて、本日開催の取締役会において決議いたしましたことを、お知らせいたします。
<引用詳細>
取得の理由
当社グループは、「世界中の人々の人生をより楽しく」をAspiration(アスピレーション=大志)に掲げ、その実現のためグローバルにエンターテイメントのネットワークを構築し、世の中に流通する「楽しさの総量」を増やすことを目指しております。M&Aによって当社ならではのエンタメ経済圏を構築する過程において、アミューズメント施設のロールアップM&Aを戦略の一丁目一番地としながら、アミューズメント施設運営とシナジー効果の期待できるエンターテイメント企業及び事業等のM&Aも積極的に実施し、当社グループ内の企業間で相互に事業拡大及び利益貢献する構造を構築しております。当社グループにて米国ミニロケ事業を行うKiddletonは、従来は米国の市場に存在しなかった日本式の小型プライズゲーム(景品を獲得することを目的としたアーケードゲーム)機と、日本風の「Kawaii」デザインのプライズ(景品)を取り扱っており、「ここでしか手に入らない商品、ここでしかできない経験」にこだわり、独自性を持って事業展開しております。Kiddletonは2024年11月にNationalEntertainmentNetwork,LLC(以下「NEN」)を傘下に有するClawHoldings,LLCの持分の100%を取得いたしました。NENは全米をカバーする約10,000箇所のミニロケ拠点網を有し、Kiddletonによる持分取得後は、従来米国において手に入りづらかった日本のプライズを全米に届ける巨大プラットフォームとなっております。当社グループは、NENのグループイン直後から既存のプライズゲーム機からKiddleton式のプライズゲーム機への入替等の施策を推進しております。その結果、入替を実施したミニロケの売上高は、入替前と比較し大きく伸長し、PMIを実施した店舗の平均売上高は約3倍となっております。(※1)PLAYERONEは1975年に創業し、北米地域においてアミューズメント施設の運営等を手掛けてまいりました。2012年よりカナダで映画館の運営などを手掛けるエンターテイメント企業であるCineplexInc.の傘下にあったところ、2024年2月にプライベートエクイティファンドであるOpenGateCapital社によりM&Aされました。PLAYERONEは、RouteOperations事業とSales&Distribution事業を手掛けています。RouteOperations事業ではゲームセンター104店舗、ミニロケ約2,000箇所を運営し、中でも映画館やFEC(FamilyEntertainmentCenter)等の大型エンターテイメント施設への出店に強みを有しております。Sales&Distribution事業では、ゲーム機等の販売及び卸売を手掛けております。これまでKiddletonやNENが手掛けてきた食品スーパーやモールの空きスペースに設置するミニロケは省スペースでも開店が可能で、小規模ゆえ投資金額も限定的であるため投資回収期間が早いビジネスモデルでしたが、PLAYERONEは1拠点当たりのゲーム機の設置台数が多く、長期的な契約が見込める拠点の展開に強みを有しているため、安定的に一定規模のキャッシュフローを創出することが可能です。このM&Aにより、2027年1月期の北米における当社グループの売上高は、※2記載の方法による単純合算による試算値ベースで、合計約300百万米ドル(約440億円)となり、北米比率は約25%を占めるものと試算されます。(※2)当社グループがPLAYERONEを取得した後は、NENに対するPMI施策と同様、PLAYERONEが持つ巨大なネットワークにミニクレーンの設置や「Kawaii」景品の他、今後予定されている日本アニメIPも含めた当社グループならではの景品を導入し、更なる売上の増加を見込んでいます。さらにKiddletonが有するノウハウの共有、メンテナンスネットワークの統合、現金回収やプライズ補充などのオペレーションの統合、及びゲーム機器調達機能の活用等、経営の効率化も進めてまいります。これらの施策を実行することにより、直近決算期である2024年12月期実績で18百万米ドル(約26億円)であった調整後連結償却前営業利益は、中長期的には35百万米ドル(約52億円)まで向上することを期待しています。「世界中の人々の人生をより楽しく」というAspiration(アスピレーション=大志)の実現のため、当社のエンターテイメントのネットワークをグローバルに広げ、世界中のお客様にお楽しみいただけるよう、今後とも魅力的な施設づくりに邁進してまいります。(※1)2024年11月~2024年12月までにゲーム機と景品の入れ替えを実施した拠点101箇所のうち、14日以上営業した拠点67箇所の売上データについて、実施前後同日数の1日当たり平均売上高を比較(※2)PLAYERONEの業績は、2027年1月期より当社の連結業績に通年寄与するため、2027年1月期におけるPLAYERONE参画後の当社グループの北米における売上高の規模感を示すため、2025年3月12日に公表した当社の2026年1月期売上高計画値を2027年1月期にも据え置きしたうえで、PLAYERONEの2025年12月期の当社計画値を合算することにより算出した試算値
今後の見通し
本件に伴う当社グループの2026年1月期連結業績及び財務状況に与える影響につきましては、現在精査中です。事業の大幅な状況変化により財務的影響が生じる場合には、明らかになった時点で速やかに開示いたします。なお、本件の取引実行日は2025年7月1日を予定しております。本件実行日以降のPLAYERONEの損益は、2026年1月期の当社連結業績に反映する見込みです。
免責文:
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