開示会社：東京衡機(7719)
開示書類：特別損益の発生および業績予想と実績値の差異に関するお知らせ
開示日時：2025/04/14 15:00

＜引用＞
当社は、2025年2月期連結会計年度において特別損益を計上いたしました。また、2025年2月17日に公表いたしました2025年2月期通期連結業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、あわせてお知らせいたします。

＜引用詳細＞
特別損益の発生およびその内容
?特別利益の発生2023年9月26日付「特別利益の発生に関するお知らせ」にて、商事事業の販売先に対する未回収債権について分割返済を認める形で回収を行っている旨をお知らせしておりますが、2024年3月1日から2025年2月28日までに、未回収先から元金48百万円の回収を行いましたので、以下のとおり、当該金額を2025年2月期決算において特別利益に計上いたしました。・2025年2月期(通期)(連結・個別)貸倒引当金戻入額48百万円?特別損失の発生2023年12月28日付「当社元取締役に対する損害賠償請求訴訟の提起に関するお知らせ」にて、当社の元取締役に対して損害賠償請求訴訟を提起した旨ならびに2024年5月2日「再発防止策の策定・実行に関するお知らせ」にて、当社子会社の㈱東京衡機エンジニアリングの社長を兼務していた当社の元取締役が外注先を介して費用の水増し・キックバックを行っていた件について当該元取締役の責任追及に向けた法的措置を取る方針を決定し法律事務所に委任する旨をお知らせしましたが、2024年3月1日から2025年2月28日までに、それらの訴訟費用ならびに訴訟準備費用等32百万円が発生しましたので、以下のとおり、当該金額を2025年2月期決算において特別損失に計上いたしました。・2025年2月期(通期)(連結)訴訟関連費用32百万円

＜業績予想修正＞
2025年2月期連結会計年度の業績のうち、売上高につきましては、試験機事業において一部大型案件の納期が翌期にずれ込んだことにより、前回予想比で19百万円の減収となりました。
一方、エンジニアリング事業では、販売体制の強化に加え、既存顧客への深耕営業を推進した結果、一部製品の出荷が前倒しされ、前回予想比で3百万円の増収となりました。
結果として、グループ全体では前回発表予想(3,500百万円)に対し、実績値は3,483百万円となり、16百万円下回ることとなりましたが、前年同期比では118百万円(3.5%)の増収となっており、事業基盤の回復基調が着実に進んでいます。
営業利益につきましては、試験機事業では、原価低減の取り組みによる粗利率の改善に加え、戦略的抑制により販管費を削減しました。
一方、エンジニアリング事業では、製造現場の生産性向上や稼働効率の改善を進めたものの、物流費や部材費の一時的な上昇による粗利益減になりましたが、グループ全体では収益力強化が寄与し、営業利益は前回予想(7百万円)を18百万円上回る25百万円となりました。
また、経常利益につきましては、前回予想より持分法による投資利益が減少したものの、前回予想比で15百万円の増益となりました。
また、親会社株式に帰属する当期純利益につきましては、未回収債権の回収による特別利益の計上などにより、前回予想を8百万円上回る結果となりました。




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