開示会社:室町ケミカル(4885)
開示書類:2025年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
開示日時:2025/04/14 16:00
<決算スコア> -0.43
<業績データ>
発表期 2025/02
種別 3Q
売上高(百万円) 4,838
前期比 +8.6% ○
営業利益(百万円) 343
前期比 +36.1% ○
経常利益(百万円) 355
前期比 +44.9% ○
純利益(百万円) 248
前期比 +30.5% ○
予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 6,700
前期比 +5.2% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 450
前期比 +6.9% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 430
前期比 +0.5% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 300
前期比 -9.1% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 25.00
<要約>
2025年5月期3Qの業績は、売上高が前年同期比8.6%増の48億3800万円、営業利益が同36.1%増の3億4300万円、経常利益が同44.4%増の3億5500万円、税引き利益が同30.6%増の2億4800万円だった。
厳正な品質管理の実施や原材料・商品の安定調達を基本として、新製品の開発や新分野への進出、および生産効率の改善に努めた。
医薬品事業においては、自社製造原薬では前年同期の売上をやや下回ったが、輸入原薬において抗ヘルペスウイルス薬用原薬や抗炎症薬用原薬などの売上が好調に推移した結果、事業全体としての売上は前年同期比で増加に転じた。開発センター移転に関連する費用や減価償却費の増加等により開発費が増加したものの、製品在庫の増加や売上品目構成の変化、及び為替変動に応じた価格設定が進んだことなどにより原価率が改善し、営業利益が増加した。医薬品事業における売上高は、23億1700万円と前年同期と比べ6600万円(3.0%増)の増収、営業利益は3億2000万円と前年同期と比べ700万円(2.3%増)の増益となった。
化学品事業においては、半導体向け市場の活性化等を背景にイオン交換樹脂の売上が好調に推移したことに加え、受託加工案件において受託量が増加したことから、事業全体として前年同期の売上を上回った。第3四半期まで水処理装置売上の計画はなかった。原価率については、製造体制の見直しの効果等により改善した。PFAS等の新たな分野への進出を見据え開発体制および販売体制を強化したことに伴い、開発費や販売費が増加したが、売上総利益増加により営業利益は増加した。化学品事業における売上高は17億3200万円と前年同期と比べ9000万円(5.5%増)の増収、営業利益は1700万円(前年同期は2100万円の営業損失)となった。
健康食品事業においては、前事業年度に販売開始した新規の大型OEM案件が堅調に推移しているほか、美容系製品を中心に既存製品の売上も好調に推移し、前年同期比で売上が増加した。売上増加に伴い工場稼働率は向上したものの、外注加工等の製造費用も増加したことから原価率は前年同期と同程度となった。案件増加に対応するため開発部門を強化したことにより販管費が増加したが、売上増加に伴う売上総利益の増加により営業利益が増加した。健康食品事業における売上高は7億8900万円と前年同期と比べ2億2600万円(40.3%増)の増収、営業利益は500万円(前年同期は3900万円の営業損失)となった。
2025年5月期の業績は、売上高が前期比5.2%増の67億円、営業利益が同6.7%増の4億5000万円を計画。
免責文:
※東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で開示された書類に基づく情報です。
※一部のお客様は参照文書にリンクできない場合があります。
【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。