開示会社：ｹﾞﾝﾀﾞｲAG(2411)
開示書類：2025年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/04/18 15:30

<決算スコア> +1.08

<業績データ>
発表期 2025/03
種別 通期
売上高(百万円) 7,679
前期比 +3.5% ○
会社予想比 +2.4% ○
営業利益(百万円) 418
前期比 +67.9% ○
会社予想比 +4.5% ○
経常利益(百万円) 416
前期比 +58.8% ○
会社予想比 +4.0% ○
純利益(百万円) 358
前期比 +186.4% ○
会社予想比 +11.9% ○
実績年間配当(円) 20.00

予想期(通期) 2026/03
売上高(百万円) 7,800
前期比 +1.6% ○
営業利益(百万円) 550
前期比 +31.6% ○
経常利益(百万円) 550
前期比 +32.2% ○
純利益(百万円) 370
前期比 +3.4% ○
予想年間配当(円) 21.00


＜要約＞
　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.5%増の76億7900万円、営業利益が同68%増の4億1800万円、経常利益が同58.7%増の4億1600万円、純利益が同184.9%増の3億5800万円だった。

　パチンコホール業界においては、次世代機であるスマート遊技機の普及に加え、パチンコ機の「ラッキートリガー」やスロット機の「ボーナストリガー」等、新たな遊技性を備えた機械の登場により、業界活性化への期待が高まっている。

　パチンコ以外の広告分野においては、広告需要の伸びが期待されるセクタにおける顧客開拓を積極的に推進した。売上高は増加、売上総利益は増加、営業利益は増加、経常利益は増加、純利益は、増加となった。

　パチンコホール広告市場は、スマート遊技機の普及や新機能搭載機の登場もあり、盛り上がりを見せているものの、設備投資資金確保のため、広告費への支出は低調に推移している。2024年2月にパチンコ業界4団体から「広告宣伝ガイドライン第二版」が発出されたことにより、これまで曖昧であった広告手法や集客支援サービスについて、実施可能な範囲が明確化されたこともあり、2023年10月以降急減したインターネット広告は回復基調にある。パチンコホール広告分野において、ガイドラインに則った集客に貢献する広告、サービスの開発と販売に注力した。売上高は76億1900万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は6億9500万円(37.9%増)となった。

　不動産事業においては、連結子会社㈱ランドサポートが所有する千葉県柏市の土地の賃貸収益のほか、賃貸仲介物件等に伴う手数料収益400万円の計上があった。売上高は5600万円(前年同期比18.4%減)、セグメント利益は1900万円(34.1%減)となった。

　その他の事業においては、連結子会社が運営するキャンピングカーレンタル事業等による、売上高は300万円(前年同期比52.1%減)、セグメント損失は100万円(前年同期は500万円の損失)となった。調査研究のためのテスト事業であったキャンピングカーレンタル事業及びストレージ事業は、第2四半期連結会計期間をもって終了した。

　2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.6%増の78億円、営業利益が同31.5%増の5億5000万円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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