開示会社:野村HD(8604)
開示書類:マッコーリー・グループの米国資産運用会社の全株式取得で合意
開示日時:2025/04/22 08:00
<引用>
野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長グループCEO:奥田健太郎)は、オーストラリアの金融サービスグループであるMacquarieGroupLimitedとの間で、同社の米国におけるパブリック・アセットマネジメント事業※1を展開する資産運用会社を有するMacquarieManagementHoldings,Inc.の全株式の買収に合意しました。あわせて、欧州におけるパブリック・アセットマネジメント事業(米国におけるパブリック・アセットマネジメント事業と総称して)にかかる株式(MacquarieInvestmentManagementHoldings(Luxembourg)S.ar.l.およびMacquarieInvestmentManagementHoldings(Austria)GmbH)(MMHIと総称して)100%を取得(総称して)することに合意しました。
<引用詳細>
本件取得の目的
当社は、戦略分野のひとつであるインベストメント・マネジメント事業のグローバル化および規模拡大をさらに推進していきます。買収完了後、インベストメント・マネジメント部門のAUMは約5,900億米ドルから大幅に拡大し約7,700億米ドルとなり、日本以外のお客様からのAUMが当社全体のAUMの35%以上を占める見込みです。本件取得は、安定的で高収益なビジネスへの投資であり、当社が掲げる2030年に向けた経営ビジョンである「ReachingforSustainableGrowth」を達成するための戦略的な取組みです。インベストメント・マネジメント部門のグローバルなプレゼンスを向上させ、特に米国におけるプラットフォームの強化、そして「パブリックに加えプライベート領域のさらなる拡大・強化」に繋がるものです。当社は、以下の施策を通じて、AUMの増大とビジネスの多角化、および、長期的に質の高い運用パフォーマンスの実現を目指します。?お客様のニーズに対応する新たな運用戦略の開発?2023年に対象事業が立ち上げたアクティブETFビジネスの規模拡大?販売プラットフォームの拡大に向けた専門人材およびデータ分析の投資?対象事業が保有する販売チャネルを通じた、野村グループの幅広い運用商品のお客様への提供なお、本件取得の完了後も、対象事業の統括責任者である、ShawnLytle氏が率いる経営陣が対象事業の経営に携わっていきます。また、当社とマッコーリー・グループは、商品・サービスおよびプラットフォームの活用に向けた協力について基本合意しました。この合意には、当社がMacquarieAssetManagement(以下「MAM」)の米国における投資家への販売パートナーとなること、および、米国の富裕層顧客向けのMAMのオルタナティブ・ファンドへのシード投資を行うことが含まれます。当社とマッコーリー・グループは、両社のお客様への付加価値の向上に繋がるさらなる協業機会を検討することを目的とした共同ワーキンググループを設立します。<マッコーリー・グループの米国および欧州のパブリック・アセットマネジメント事業について>マッコーリー・グループは、1929年設立の米国の資産運用会社DelawareInvestments社を2010年に買収して米国および欧州のパブリック・アセットマネジメント事業に参入しました。米国でのアクティブ運用オープン・エンド投資信託の運用能力による顧客基盤拡大というオーガニックな成長に加え、2021年のWaddell&Reed社の買収などを通じて事業規模を拡大してきました。2023年にはアクティブETFを立ち上げ、現在、米国で十数種類のETF戦略を運用しています。フィラデルフィアを拠点として700人以上の従業員がおり、米国における強力な顧客(仲介業者や機関投資家)フランチャイズを有しています。
今後の見通し
本件取得による当社連結業績への影響は軽微であると判断していますが、開示すべき事項が今後発生した場合は速やかにお知らせします。
免責文:
※東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で開示された書類に基づく情報です。
※一部のお客様は参照文書にリンクできない場合があります。
【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。