開示会社:ファナック(6954)
開示書類:2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/04/23 15:30
<決算スコア> +1.17
<業績データ>
発表期 2025/03
種別 通期
売上高(百万円) 797,129
前期比 +0.2% ○
会社予想比 +0.7% ○
QUICKコンセンサス比 +0.4% ○
営業利益(百万円) 158,846
前期比 +11.9% ○
会社予想比 +4.3% ○
QUICKコンセンサス比 +1.9% ○
経常利益(百万円) 196,738
前期比 +8.2% ○
会社予想比 +3.3% ○
QUICKコンセンサス比 +1.7% ○
純利益(百万円) 147,557
前期比 +10.8% ○
会社予想比 +6.0% ○
QUICKコンセンサス比 +3.9% ○
実績年間配当(円) 94.39
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.2%増の7971億2900万円、営業利益が同11.9%増の1588億4600万円、経常利益が同8.2%増の1967億3800万円、純利益が同10.8%増の1475億5700万円だった。
景気が緩やかに回復して設備投資にも持ち直しの動きがみられる一方、欧米におけるインフレや高金利等の影響、中国経済の先行き懸念など、不透明な状況が続いた。厳しい状況が続く中、セールス、研究開発、工場、サービス、事務、全ての部門の総力を挙げて拡販や経費削減等に取り組んだ。競争力を高めるための新商品・新機能の開発、生産性向上のための生産効率化、新商品向けの新規設備の導入など、将来の発展に向けた施策は積極的に進めた。世界的に脱炭素社会へ向けた動きが広がる中、グローバルに事業を展開している当社グループにとっても気候変動は重要な経営課題であると認識しており、商品の省エネルギー性能向上に向けた開発を推進した。
ロボット部門については、国内では自動車関連向け、一般産業向け共に堅調に推移し、売上が増加した。中国では好調だったEV関連向けが下降気味であり、一般産業向けと電子産業向けも低調で売上が減少した。欧米でも自動車関連向けが低調で売上が減少した。ロボット部門の連結売上高は、3295億6600万円(前期比13.5%減)、全連結売上高に対する構成比は41.3%となった。
FA部門について、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、国内や欧州で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移し、CNCシステムの売上は増加した。FA部門の連結売上高は、1948億2400万円(前期比8.0%増)、全連結売上高に対する構成比は24.4%となった。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、中国市場が堅調に推移し、売上は増加した。ロボショット(電動射出成形機)では、中国、中国以外のアジアでの需要増があり、売上が増加した。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、米州、中国、中国以外のアジアで売上が増加したものの、欧州で売上が減少したため、売上は微増にとどまった。ロボマシン部門の連結売上高は、1375億8800万円(前期比33.1%増)、全連結売上高に対する構成比は17.3%となった。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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