BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンが運用する「モビリティ・イノベーション・ファンド」(85311181)の純資産総額(残高)が2000億円を突破した。前週末2日時点の残高は2006億円。1月22日に自己設定で運用を始め、わずか2週間で残高が急増した。SMBC日興証券のみで販売している。
同ファンドは、日本を含む世界のEV(電気自動車)や車の共有(シェアリング)といった自動車関連企業の株式に投資する。年1回決算型で、為替ヘッジはしない。2日時点の残高は今年設定されたファンドの中で最も多い。
1月24日には、大和住銀投信投資顧問の「グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:EV革命>」(22312181)が当初設定額773億円の大型設定で運用を開始。昨年は主にAI(人工知能)関連の投信が人気を集めていたが、今年はEVをテーマにした投信への資金流入が目立つ。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)