QUICK資産運用研究所
国内公募の追加型株式投資信託(ETF、設定から6カ月未満を除く)のうち、2019年度上半期(2019年4~9月)に最も純資産総額(残高)を伸ばしたのは、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(42311052)だった。9月末時点の残高は8329億円と、3月末から1999億円増えた。残高増加額が大きい上位5本は、すべて1000億円以上を積み増した。
一方、残高を最も減らしたのは「新興国ハイクオリティ成長株式ファンド<愛称:未来の世界(新興国)>」(4731117C)。2~4位はロボットやAI(人口知能)といったテーマ型ファンドが並んだ。
同時期の資金流入額ランキング(設定から6カ月未満を対象に含む)では、首位が「グローバル・プロスペクティブ・ファンド<愛称:イノベーティブ・フューチャー>」(02312196)だった。日興アセットマネジメントが6月28日に新規設定し、9月末までに2202億円の資金が流入した。資金流出額のトップは「未来の世界(新興国)」(4731117C)だった。