QUICKのプロ向けコメントサービス「QUICK Market Eyes」が6月29~7月3日に配信した、株主優待の制度変更などを受けた株価の反応の記事をまとめました。(Money Worldの株主優待ページはコチラ)
オリエンタルランド― 4日続落 開園決定も入場制限の長期化懸念(更新日時:2020/06/29 12:36)
オリエンタルランド(4661)が4日続落。7月1日から入園者数を限定したうえで「東京ディズニーランド」や「東京ディズニーシー」の営業を再開することが決まっているものの、新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」への懸念がくすぶる中で、入園制限の長期化に伴う収益水準の低迷リスクが意識されている。
チケット販売が争奪戦と化していることがメディアで伝えられるなど、テーマパーク人気に変わりはないとみられるものの、人数制限が続けば収益性の低下が長引くことは避けられない。また個人に人気があった株主優待の株主用パスポートも再開後は一定期間使えないため、優待狙いの資金が入りにくい状況にもなっているようだ。なお、オリエンタルランドでは株主用パスポートの利用期限を延長して対応している。