※10月29日のダウ平均の構成銘柄別寄与度
・ダウ工業株30種平均は大幅に4日続落し、943ドル24セント(3.43%)安の2万6519ドル95セントで終えた
・新型コロナウイルス(COVID-19)の感染再拡大が続いて欧州各国で都市封鎖(ロックダウン)が検討される中、欧州株が急落したことでダウも大幅安で始まった
・米国でも新型コロナの新規感染者数の7日移動平均が7万1832件で過去最高となったほか、イリノイ州が屋内飲食店の閉鎖を命じたことも警戒され、ダウは一時7月31日以来、3カ月ぶりの安値圏に沈んだ
・医療保険・医療サービス管理業務を手掛けるユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が82ドルの押し下げ要因となり、値下がり29、値上がり1銘柄でほぼ全面安の展開だった。セールスフォース(CRM)やマイクロソフト(MSFT)の下げも指数の下押し圧力として働いた
(QUICK Market Eyes 片平 正二)