3日の米国市場でダウ工業株30種平均が大幅上昇する中、カナダの医療用大麻大手のティルレイ(TLRY)が小反落した。0.60%安の6.62ドルで終えた。米大統領選挙でマリファナの合法化を主張するバイデン前副大統領とハリス上院議員ら民主党候補の優位が伝わり前日は16.63%高で急伸していたが、大統領選挙当日は利食いが優勢となった。
大麻関連銘柄を投資対象とするETFMGオルタナティブ・ハーベストETF(MJ)は1.92%高で続伸したが、ソーラー関連銘柄を投資対象とするインベスコ・ソーラーETF(TAN)は2.59%安で反落した。クリーンエネルギー政策を掲げるバイデン氏の優勢が伝わっている割に、関連銘柄は利食いが優勢だった。(QUICK Market Eyes 片平 正二)