【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】14日の米株式市場で半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズ(AMAT)が大幅反発し、前日比7.9%高の105.8ドルで終えた。
同日、台湾積体電路製造(TSMC)は2021年12月期の設備投資が過去最高の280億ドルに達するとの予想を示した。要因には、通信規格「5G」対応スマートフォンやサーバー向け半導体の需要が予想を上回っていることが挙げられた。TSMCの設備投資拡大が半導体製造装置各社の追い風に繋がるとの見方が広がり、アプライド・マテリアルズの株価は大幅高となった。TSMCの米預託証券(ADR)は6.05%高だった。